朝ドラ『カーネーション』95話。
安岡美容室の前に立っていた不審な男性。
男性は『桜井』という名で、奈津の恋人でした。
糸子は桜井に奈津の花嫁衣装を作って欲しいと頼まれます。
桜井の決意を聞いた糸子は早速衣装を作りだし・・・。
カーネーション95話のあらすじネタバレをご紹介します。
カーネーション95話あらすじ

カーネーション95話のあらすじを吹き出し付きでご紹介します。
奈津の花嫁衣装

失礼します。
周防に呼ばれ、二階に上がった糸子。
周防は、男性の名前が『桜井』ということ。
そして、結婚する予定であること。
そのため、燕尾服の注文を受けたことを伝えます。



ばってん、もう一つ注文があるけんで。



あ、あ、わしが言うんですか?
自分では言いずらそうな桜井。
周防が代わりに糸子に伝えることに。
桜井の注文は花嫁のドレスでした。



もしかして、花嫁っちゅうんは・・・。



あの、その、吉田奈津さんです。
衣装は、内緒で作ってあげて欲しい。
奈津が花嫁衣装を着たくない。
この年齢では似合わないと言っているそう。
しかし、桜井は奈津に花嫁衣装を着て欲しいと思っていました。
糸子が友達だと聞き、訪ねてきたと告げます。
事態がよく分かっていない周防。
奈津のことを周防に伝える糸子。
周防は、かつて闇市で奈津に鞄で殴られたことがありました。
糸子の話を聞き、周防は奈津のことを思い出します。
二人とも血だらけになったことを桜井に伝える糸子。



あれは、そんなんですよ。
奈津は美人であるが訳ありであると伝えます。
桜井はそれも承知の上のよう。
糸子は、奈津は花嫁衣装を持っていると言いました。
それは、奈津が結婚する時に両親に揃えてもらった物です。
しかし、夜逃げをする時に奈津は置いてきたそう。



ちゃんと全部聞いてますか。
奈津の過去を全て聞いているのか。
糸子は桜井に問いました。



全部かどうかはわかりません。
ある程度のことは聞かなくても分かる。
奈津を幸せにしてあげたいと言う、桜井。
桜井の言葉を聞き、糸子は涙を流します。
「よろしくお願いします」と桜井に頭を下げました。
そんな糸子に桜井も頭を下げます。
旅立ち
奈津にバレないように、衣装作りが始まりました。
安岡のおばちゃんと八重子も協力します。
雑誌の切り抜きから奈津に似合うドレスを探す糸子達。
糸子は、直接奈津を見に美容室へ。
ジロジロと見る糸子を不審がる奈津。
糸子は奈津のため、夜な夜なウエディングドレスを縫います。
桜井の燕尾服も完成しました。
出来上がった奈津の衣装は、糸子の自信作です。
奈津の衣装を届けるため、早朝に出掛けようとした糸子。
すると、そこへ周防が現れました。
二人は、一緒に衣装を届けに行くことに。
安岡美容室
店では、八重子が奈津の髪をアレンジしていました。



いや~おかしいよって。
ただ入籍をしに行くと思っている奈津。
なぜ、八重子が髪を派手にアレンジしているのか。
奈津は何も知りませんでした。
こっそり、糸子は桜井に衣装を渡します。



ほな、長いことお世話になりました。



うん、幸せにな。



また、いつでも遊びにおいでや。
この地から旅立つことになった奈津。
目に涙を溜め、八重子達に感謝を告げます。
ふと、糸子の方を見ます。
しかし、糸子は周防の背中に隠れていました。
泣いていることを隠すためです。
幸せそうに歩いて行く、桜井と奈津。
そんな二人を皆で温かく見送りました。
しかし、太郎だけは一人影で苦しそうな表情をしていました。
不安な予感
奈津を見送った後、糸子は安岡家に周防を紹介。
挨拶をして、二人は店へと一緒に帰っていきます。
周防は、すっかり近所の人達とも仲良しに。
何もかも上手くいっていると感じる糸子。
しかし、幸せすぎて心配に。
また足下をすくわれるのではないのだろうか。
糸子は不安を感じていたのです。
そして、不安な予感は現実のものになろうとしていました。
急ぎ足で店へ来た恵。
どうしても聞いて欲しい話がある。
そう告げ、糸子のことを呼び出します。
糸子の許可を取り、恵はラジオを付けました。



皆さまこんにちは、中村春太郎でございます。
ラジオの声の主は、歌舞伎役者の中村春太郎でした。
実は、恵は中村春太郎のファン。
なんと、ファン歴10年なんだそう。
ラジオを聞き幸せそうな恵。
そんな中、一本電話が掛かってきました。



はい、噂、先生と周防さんの?
電話の内容を聞き、驚き振り向く恵。
カーネーション95話感想


95話、素敵な話でしたね!
初めての結婚の時、父親が亡くなったばかりだった奈津。
そのため、両親が用意した花嫁衣装は着られませんでした。
そして、その衣装を着たのが衣装を忘れた糸子。
夜逃げの時に置いてきたため、一度も奈津は来ていません。
これまで様々な苦労をしてきた奈津。
そんな奈津を幸せにしたいと心から願っている桜井。
作中、奈津と桜井の馴れ初めは描かれていません。
二人の間にどんなことがあったのか。
奈津が結婚を決めた理由など、気になることがたくさんあります。
ただ、桜井なら奈津を幸せにしてくれることだけは分かりました。
糸子も桜井の言葉を聞き、確信したようでしたね。
今回、驚いたのが奈津がこの地から離れることです。
安岡美容室を離れてしまうのは、残念でした。
そして、やっぱり太郎は奈津が好きだったようですね。
太郎にとって、初恋だったのでしょうか。
かつて、太郎の父『泰蔵』に恋をしていた奈津。
そんな奈津に恋をした太郎。
太郎はもちろん奈津が父親を好きだったことを知りません。
ある意味運命を感じるような恋ですね。
太郎も奈津のように思いを告げられぬまま恋が終わりました。
できるなら、太郎の恋模様ももう少し深く知りたかったです。
旅立つ前、奈津と糸子は言葉を交わさずに別れました。
それもまたあの二人らしくて良かったです。
95話ラスト、恵さんの春太郎話で終わると思ったら・・・。
糸子と周防さんの噂話がついに知られてしまいました。
これからどうなるのでしょう。
次回が気になります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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