朝ドラ『カーネーション』103話。
突然、原口が店にやってきて驚く小原家。
糸子は、原口が良い先生だと感じました。
その晩、小原家に泊まることになった原口。
直子の絵を見て驚き・・・。
カーネーション103話のあらすじネタバレをご紹介します。
カーネーション103話あらすじ

カーネーション103話のあらすじを吹き出し付きでご紹介します。
直子の絵
原口先生が来たと聞き、驚く千代。
用事があったついでに小原家に寄ったそう。
糸子達は、歓迎します。
生地を見て店を褒める原口。
褒められた糸子も上機嫌。
一方、千代は原口と優子の仲を疑っています。
糸子達は、原口と一緒に夕食を食べることに。
実際に話をして、原口が良い先生だと感じる糸子。
『美』について、語り始めた原口。
話が止まらず、話題はデザインにまで。
糸子や直子、そして昌子が真剣に話を聞いていました。
気がつくと、すでに深夜2時。
帰ると言う原口に家に泊まるように糸子は言いました。

ほなお休みなさい。
娘達の部屋に原口の布団を敷きました。
直子達は、今日は糸子一緒に寝ることに。
糸子が部屋で寝る支度をしようとした時・・・。



ほお!これは!!!
原口の声に驚き、駆けつけた糸子。
直子の絵を見た原口は、誰が描いたのかと聞きます。
糸子が直子の絵だと伝えると、そこに直子もやってきました。
原口を直子に任せた糸子。
原口は、直子に他の絵も見せて欲しいと頼みます。
朝型まで、原口と直子は絵の話を続けたそう。
自分の店
翌朝、台所の壁の破損した部分を見つけた原口。
原口は、破損部分を直し始めました。
その様子を見ている直子。



君は高校出たらどうするだい?



美大に行きます。
糸子の跡を継ぐなら、美大は遠回りではないか。
優子のようにすぐに服飾の専門学校へ行く方が早いと言う、原口。
直子は、自分は跡を継がないと言いました。
自分は画家になる。
そう告げた直子に謝る原口。
服よりも絵の方が好きかと言われ、直子はそういう訳ではない。
優子が店の跡を継ぐと言っていると伝えました。



じゃあ、継がないで自分の店を持ったらええじゃないか。
それもそれでかっこいいと伝える、原口。
原口の言葉を聞き、直子は驚きます。



先生、もしうちが東京へ行ったら教えてくれますか?
原口は「良いよ」と言ってくれました。
東京へ戻る時間になった原口。
小原家に見送られ、帰っていきました。
原口の後ろ姿をなんとも言えない表情で見る直子。
直子は嬉しいことがあると、笑っているような。
もしくは、怒っているような。
わからなくなってしまう直子。
直子の表情を見て、どっちかわからなかった糸子。
直子の願い
原口が帰った日の夜。
ラジオを聞き、笑う糸子のもとに直子が来ました。
正座をし、真面目な顔で糸子を呼ぶ直子。



高校卒業したら、東京行かさせてください。
優子と同じ学校で原口の指導を受けたい。
お願いしますと深く頭を下げる直子。
糸子は、直子の願いを聞き入れました。
直子は嬉しそうに笑います。
喫茶店
喫茶店にいる、北村と直子そして聡子。



なんじゃお前ら。
優子も直子も死んでも跡を継がないと言ってたのでは。
糸子と優子と同じ仕事なのは、思っているよりキツい。
一度同じ土俵に立てば、お互い敵になるということ。



おかんともお姉とも、いつか戦わなきゃあかん日がくるかもしれんど。
かまわないと答える直子。
離れていた方が気が楽ではないかと北村は言いました。



楽ちゃう方がおもろい。
覚悟を持ったような目で直子は答えました。
一方で、聡子は相変わらず北村のホットケーキに夢中。
うちの道
1958年、元日。
糸子は、こんな日も仕事。
静子が子ども達を連れ、小原家にやってきていました。
優子も帰省しています。



はあ?嫌や、困るわ。
直子の上京と進学の話を聞いた優子。
勝手に決められたら困ると言います。



何が困ることがあるんや?
妹が一緒に住むだけのことだ。
東京の家賃を二人分払うだけのお金はないと告げる糸子。



大体、あんたは絵描きになるやったんちゃうんけ?
何も答えない直子。
考えが変わったようだと、糸子が代わりに答えます。
なんで今更洋裁なんか始めるのか。



洋裁はうちの道や!
怒った様子で告げる優子。



うちの道って、一人しか通れん道ちゃうがな。
糸子は、一緒に仲良く目指したらいいと伝えます。
嫌だと涙を溜めながら告げる優子。
糸子は、なぜ優子が嫌がるのか理解できませんでした。



姉ちゃんはな、うちの才能が怖いんや。
直子にミカンの皮をぶつけ、泣きながらどこかへ行く優子。
一人が笑うと、一人が泣く。
優子と直子は、そんな関係でした。



お父ちゃん、おばあちゃん、まさるさん、手に負えんわ。
カーネーション103話感想


カーネーション103話では、直子が進路を決めました。
原口先生に会い、洋裁の道へ進むことを決めた直子。
直子の才能を原口先生は見抜いたようですね。
本当は、直子も洋裁に興味があったのでしょうか。
それとも、洋裁の話をする優子と糸子が羨ましかったのでしょうか。
とにかく、直子も上京して洋裁の専門学校へ通うことになりました。
自分の店を作れば良いと言われた時の直子の表情。
そんな考えもあったのかと驚いた表情でしたね。
直子は、北村に楽じゃない方がおもしろいと答えています。
これは、糸子譲りの性格でしょうか。
幼少期、女の子はだんじりをひけないことを不満に思っていた糸子。
直子もまた糸子のように不満に思っていました。
糸子と直子は、性格に似た部分があるのかもしれません。
真剣な表情で糸子に頼む直子の姿から、覚悟が伝わってきました。
直子の進路を知った優子は、嫌がっていましたね。
同じ土俵に立つ覚悟ができている直子。
しかし、優子の方は同じ土俵に上がらないで欲しいと思っているようです。
洋裁は自分の道だと強く抗議していました。
直子が言うように、直子の才能が怖いのでしょうか。
それとも比べられるのが嫌なのでしょうか。
二人の関係はどうなるのでしょうか。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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