朝ドラ『カーネーション』100話。
美大の受験を反対され、自身の進路を悩んでいた優子。
糸子に相談しますが、甘えるなと言われてしまいます。
受験前日、悩む優子のもとに千代がやってきて・・・。
カーネーション100話のあらすじネタバレをご紹介します。
カーネーション100話

カーネーション100話のあらすじを吹き出し付きでご紹介します。
三姉妹の通知表
1955年2月。
卒業式を終えた優子。
晴れの日とは思えない表情で帰って来ました。
今年は、直子が中学校を卒業。
聡子も小学校を卒業する予定です。
木之元のおっちゃんが、美大受験に許可が出たかと聞きます。
首を振り、走り去っていく優子。
そんな優子を木之元親子が可哀想だと言いました。

どこが可哀想や。
あんな顔をしたら、チヤホヤされると思っている。
騙されるなと告げる直子。
優子は、本気で画家になる気もない。
善作に可愛がられすぎてアホになった。
自分は誰にも可愛がられなかった。
だから賢くなったと直子は言いました。



善ちゃんのせいや。
通知表
直子の通知表を見ている糸子。
図画工作だけは、オール5。
それ以外の教科は、ほぼ1か2ばかり。
あきれる糸子。
次に優子の通知表に目を通します。
優子の通知表は、ほぼ5か4。
対照的な通知表の二人。
優子が受ける予定だった美大の受験日は、明後日。
受験させた方が、楽だと感じる糸子。
けど、ここは辛抱だと考えます。
糸子は、最後に聡子の通知表を見ました。
聡子は、体育だけオール5。
それ以外の教科は、1か2ばかり。
聡子の成績に思わず笑ってしまう糸子。



見た?な、これ見た?
善作・勝・ハルの遺影に聡子の通知表を見せました。
優子の進路
夕食、聡子と千代だけ会話をします。
糸子と優子は、無言。
直子は、糸子と優子の顔をチラチラと見ていました。
夜、眠ることができない優子。
一階で仕事をしている糸子の元へ向かいます。



うちはどうしたらええ?
優子は、どうしたらいいのか分からないと泣き出します。
二人のやり取りを階段から直子が聞いていました。
試験日は、明日。



あんたこの期に及んでお母ちゃんに聞くことちゃうやろ。
優子は、本当に分からなくなったと言います。
美大を受けるために一生懸命勉強してきた優子。
急に駄目だと言われ、自分の進路が分からなくなってしまいました。



甘えんな!
自分がどうしたいのか。
自分に聞かずに、自身で考えろと優子に告げます。
糸子の言葉に驚く優子と直子。
それ以上何も言わない糸子。
優子は何も言わず、涙を流します。
寝ずに部屋で一人考えている優子。
そこへ千代がやってきました。



いっちょいで、東京。
試験を受けなかったら悔いが残るだろう。
自分が糸子に言っておいてあげる。
千代は、優子の背中を押してあげます。
二人のやり取りを、糸子は聞いていました。



え、ほな行かしたのおばあちゃん。
優子が試験を受けられて直子もほっとしたのかと聞く千代。
否定する直子。
糸子の方は、ほっとしていました。
万が一受かったら、また揉めるだろう。
それはその時。



あ~よかった、よかった。
認めて欲しい
組合の事務室で作業をしている北村。
北村に一本の電話が掛かってきました。
優子が北村の事務所に来ているというのです。



未成年にはジュースや。
優子にジュースを入れてあげる北村。
高校卒業を祝ってあげます。
優子は、東京へ行きませんでした。
一日大阪駅にいたという優子。
北村は、なぜ東京へ行かなかったと聞きます。



お母ちゃんが受けたらあかんて。
糸子は美大を受けることを反対してる訳ではないと言う、北村。
優子は、それは分かっていると言いました。
自分が本気で画家になるという覚悟が許されないのだと。



うち、やっぱり本気ちゃうんや。
糸子に言われて気付いたと言います。
幼い頃から、絵を描いたら糸子に褒められていた優子。
戦時中、お金がない時に色鉛筆を買ってくれた。
絵が上手いから、綺麗な物を沢山描いて皆を喜ばせてあげな。
優子はその糸子の言葉で、たくさん絵を描いたと言いました。
美大に行けば、また糸子に褒められる。
そう考えていた優子。
北村は、それだけでは褒めてくれないだろうと伝えます。



そんなに褒めてほしかったらよう、洋裁屋継いじゃるわ言っちゃったらええやろ。
優子は、それだけは嫌だと告げました。
親孝行がしたわけではない。
本気で自分のことを認めて欲しいと言います。
優子の話を聞き、めんどくさいと告げる北村。
卒業祝い
その晩、優子を送り届けた北村。
千代がお礼を伝えます。
北村と千代、そして昌子は一緒にお酒を飲みます。
いつも通り仕事をする糸子。
優子は、寝られずにいました。
そして、直子はそんな優子を気にしています。
その年、優子は大阪の洋裁専門学校へ通うことに。
卒業祝いを娘達に渡す糸子。
直子には鞄を。
聡子には運動靴を買ってあげました。
二階へ上がり、優子に卒業祝いを渡しに行きます。
気になった直子は、こっそり様子をのぞきました。
糸子が優子に渡したのは、高級な鞄でした。
鞄を見て、喜ぶ糸子。
直子は、自分に渡された鞄と見比べます。
あれだけ喜んでいた鞄を床に置いてしまいました。
カーネーション100話感想


100話では、ついに優子の進路が決まりました。
結局、優子は大阪の洋装専門学校へ通うことにしたようです。
糸子に言われ、自分に覚悟がなかったことに気付いた優子。
ただ、糸子に褒めて欲しい。
認めてほしいという気持ちから、美大受験を決めたことに気付きます。
優子がなぜ洋装専門学校へ通うことにしたのか。
その経緯については、今回触れられていませんでした。
優子が進路を決めるまでの経緯が気になります。
100話では、三姉妹それぞれ学校を卒業しました。
糸子は、娘達に卒業祝いをあげていましたね。
しかし、これがまた波乱を呼ぶ予感が・・・。
優子には高級な鞄を渡し、直子には可愛らしい鞄をあげた糸子。
二人の鞄を見比べると、全然違いましたね。
鞄の違いを見て、直子がショックを受けていました。
大人になる優子へは、ずっと仕える良い鞄をと考えたようです。
高校生になる直子へは、高校らしい鞄をと考えたのではないのでしょうか。
大人になると、糸子の気持ちがよく理解できます。
しかし、直子はまだ15歳。
この鞄がきっかけで、優子ばかりと思ってしまいそうですね。
木之元のおっちゃん達にも、自分は誰からも可愛がられなかった。
そう自分で告げていた直子。
やっぱり、直子も優子ばかり善作が可愛がっていた記憶があるようです。
おっちゃんも言っていましたが、本当に善作のせいですよね。
幼少期の直子は、手をつけられないほどの暴れん坊。
可愛がってくれる人どころか、面倒を見てくれる人を探すのが大変でした。
優秀であり、善作からたくさんの愛情を注がれた優子。
直子は、寂しい想いをたくさんしてきたのかもしれません。
いつか、そんな直子の想いが爆発する日がくるかもしれませんね。
その前に糸子がフォローできたら良いのですが・・・。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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