朝ドラ『カーネーション』99話。
美大を受ける優子にどれだけの覚悟があるか問う糸子。
突然の糸子の問い掛けに優子は答えられませんでした。
そんな優子に糸子は美大を受けるなと告げ・・・。
カーネーション99話のあらすじネタバレをご紹介します。
カーネーション99話のあらすじ!

カーネーション99話のあらすじを吹き出し付きでご紹介します。
絵の道
1954年、12月。
6時に目を覚ました糸子。
寝起きの悪い、娘達を起します。
登校前、優子が糸子に吉川先生が来ると伝えました。
吉川先生とは、優子の絵の先生。
先生は、店に洋服を作りに来る予定です。
先生に失礼がないようにと糸子に伝えました。
三姉妹は、それぞれの学校へ登校。
約束の時間になり、服を作りに来た吉川先生。
先生は、優子の将来が楽しみだと言います。
好きな絵の道へ進んだらいいと思うと伝える糸子。
先生は、絵の道も険しいと言いました。
本当に絵で食べて行くなら、才能や努力が必要だと。

いや、そうでしょうね。
先生に言われ、糸子はハッとしました。
厳しくて当たり前。
洋裁屋よりさらに険しい道のはずだと。
優子にそこまでの覚悟があるのかと先生に問います。



お母さん正直言って、今の優子ちゃんにそこまでの覚悟はありませんわ。
優子は、東京の美術大へ行きたいと強く思っている。
しかし、何があっても絵で食べて行く。
そこまでの気持ちではないと先生は言います。
優子の覚悟
帰宅後、吉川先生が来たかと聞く優子。
糸子は、優子を呼び出します。



あんたな、ほんまに美大行きたいんか?
うなずく優子になぜ行きたいのか問います。
優子は絵が描くのが好きだからと答えました。
これまでピアノなど様々な習い事してきた。
その中で一番絵が賞などを取れた。
そのため、優子は絵の才能が自分にあると思っていました。



本気で絵描きになる覚悟はあるんか?
本物の絵描きになることは簡単なことではない。
認められるまで、貧乏も覚悟しなくてはいけない。
もしかしたら、死ぬまで認められることもないかもしれない。
それだけの覚悟があって、美大を受けたいと思っているのか。
優子に問いかけた糸子。



急にそんなこと言われてもやな。
優子の一言で、糸子は決意しました。



あかん!
美大なんか受けるなと優子に告げました。
優子は、なぜ急に糸子がそんなことを言うのか理解できません。
糸子は、なぜなのか自分でよく考えるように言います。
理由が分からず、涙を流す優子。
糸子の理屈
一人、部屋で泣いている優子。
聡子は何も気にせずに雑誌を読んでいます。
そこへ、直子が帰って来ました。
聡子に事情を聞く直子。
聡子は分からないと答えます。



泣きな、おにぎりお食べ。
その晩、優子の元に千代がやってきました。
なぜ糸子が急に駄目だと言ったのか、分からない優子。
糸子には糸子の理屈があるんだと千代は言います。
優子は、その理屈がめちゃくちゃだ。



今までうちの進路なんか何も興味なかった癖にな。
先生に何を言われたのか、急に美大に行くなと言い出した。
そう涙を流しながら伝える優子。
千代は、行きたければ行けば良いと言います。
自分が行かせてあげると。
翌朝、優子の様子が気になる直子。
優子は、あの日から糸子と口を聞いていません。
糸子の方は、優子の変化を気にしていませんでした。
安岡美容室
安岡家に向かった糸子。
りんごのお裾分けを届けに来ました。



おおきにな、糸ちゃん。
おばちゃんは、太郎の息子『洋介』をおんぶしています。
八重子にパーマをあててもらう糸子。
話題は、優子の話に。
優子が金曜日に美容室に来たと言います。



さぞかし、わめいちゃったろ、お母ちゃんが鬼や。
あっちこっち言いふらしている優子。
そのせいで、糸子は周囲から美大へ行かせろと言われています。
本気かどうか言えないのに美大を受けるなと思っていた糸子。



それって、何かちゃうか。
本当に行きたいなら、自分の言うことなんか聞かなくていい。
糸子は強く言いました。
帰宅した優子。



お母ちゃん、うちはお母ちゃんの跡なんか死んでも継げへんよってな。
それだけ告げ、二階へ上がっていきました。



まだまだや、お前はまだまだや。
カーネーション99話の感想


99話では、優子の進路を中心に物語が進みました。
東京の美大を受験するため、頑張っていた優子。
糸子も絵が好きな優子の好きな道へ進めば良いと思っていました。
しかし、吉川先生と話しをして気持ちが変化。
優子がどこまで覚悟があるのかと聞き出します。
これは、正直優子が可哀想だと思いました。
受験を目前に控えた今になり、突然言われ困惑する気持ちが分かります。
これまで、糸子が優子の覚悟を聞く機会が何度もあったはず。
美大を受けると言われた時になぜ聞かなかったのでしょうか。
糸子が優子くらいの年齢の時には、洋装屋になるため努力していました。
なので、もしかしたら優子も同じくらい覚悟がある。
頭のどこかで、そう思っていたのかも知れません。
しかし、優子にはそこまでの覚悟がありませんでした。
何度も賞が取れたから、きっと自分には才能がある。
そう思って、絵の道へ進むことを決めた優子。
自分は成功するという、甘い考えがあったのかもしれません。
糸子の想いに優子が気付いてくれたら良いのですが・・・。
もし、勝が生きていたら何と言ったのでしょうか。
善作が生きていたら、優子の味方になってくれたかもしれませんね。
今の優子にとって、千代が救いの存在です。
千代は、糸子の時も味方してくれましたね。
この先、優子はどうするのでしょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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