尾野真千子さん主演の朝ドラ『カーネーション』71話。
安岡髪結い店が、長引く戦争の影響で閉店。
糸子の店で、八重子が働くようになりました。
ある日、八重子の旦那『泰蔵』の話で盛り上がる糸子達。
泰蔵の話をしながら、糸子は奈津を思い出し・・・。
カーネーション71話のあらすじネタバレをご紹介します。
カーネーション71話のあらすじ
1944年4月、人々の生活はますます苦しくなっていました。
店が閉店し、八重子は小原洋裁店で働くことに。
ある日、奈津から連絡をもらった糸子。
奈津は糸子に頼み事があり・・・。
カーネーション71話のあらすじをでご紹介します。
洋裁店で働く八重子
1944年4月。
国防婦人会の代表『澤田』の息子の葬式行列に手を合わせる糸子。
長引く戦争により、以前にも増して人々の暮らしは苦しくなりました。
パーマ機を供出させられ、安岡髪結い店が閉店。
八重子は糸子の店で働くようになりました。
八重子の息子『太郎』は、海軍に行きたいと言い出しているそう。
どうやら、学校が軍隊を熱心に勧めている影響らしい。
だんじりの大工方のように見えたのではないかと糸子は言います。
ここのお父ちゃんな、昔大工方でそらものごっついかっこよかったんやで!
そらもうなぁ~。
妹達も泰蔵のかっこよさを覚えているそう。
恥ずかしくなった八重子は、聡子を理由にその場を去ります。
泰蔵を見て、自分も大工方になりたいと思ったと告げる糸子。
大工方の奥さんではなく大工方になりたかった。
そう考える糸子がさすがだと昌子は言いました。
奥さんになりたがっちゃった子もいてたけどな。
奈津のことを思い出す糸子。
そんな時、電話が鳴りました。
吉田屋が閉店
カフェへ行った糸子。
しかし、カフェは閉店していました。
せやから言うたやろ。
先月、東京でカフェや料理屋が店を閉店させられたこと。
その流れが大阪まで来たと言う奈津。
あの日の電話の相手は奈津で、二人は待ち合わせをしていました。
カフェが閉店していたので、二人は吉田屋へ。
通された部屋は、糸子が祝言を挙げた部屋でした。
営業、できへんようになったんけ?
うん・・・。
吉田屋もすでに閉店していました。
あんた・・・うちの店、買わへんか?
建物と土地を1万円で購入しないかと糸子に言います。
そんなお金がないと糸子は奈津に伝えました。
糸子に相談するよりも前にすでに何人もの金持ちに断られた奈津。
お金持ち達でさえ、戦争で余裕がなかったのです。
奈津は、店の借金額が1万円だと言いました。
食材の値上げやお客の払いが悪くなる日々。
どうにもならず借金が増えてしまったのです。
うちのせいちゃうわ!
知恵を絞ってやりくりするのが女将だと言う、糸子。
膨れあがった借金額に驚き、奈津に厳しいことを告げます。
助けちゃりたいけど、助けちゃれるかそんなもん!
助けてくれなんて一言も言ってない。
奈津は怒りだし、糸子に帰るように言いました。
夜逃げした奈津
八重子に奈津との出来事を話す糸子。
父親が亡くなり、旦那も逃げて、身体が弱い母親を抱える奈津。
そんな奈津にアホと言うのは可哀想だと八重子は言います。
奈津の母親のことを糸子は全く知りませんでした。
奈津は頼る相手もおらず、一人で店を守っていたのです。
自分を頼ってくれなかったことが悔しかった糸子。
それが奈津なんだと言う八重子。
奈津を助けるため、糸子は神戸の祖母へ電話をします。
しかし、このご時世で料理屋を買い取ってくれません。
考えた糸子は、奈津を縫い子として雇うことを決意。
昌子に反対されますが、奈津の元へ向かいます。
吉田屋から見知らぬ男性がでてきました。
奈津が母親を連れて夜逃げしたと聞きます。
他の人にも借金し、どこかへ消えた奈津。
吉田屋は軍事工場の寮に代わると聞きました。
逃げてどないするんや!
吉田屋の門を叩き、涙を流す糸子。
カーネーション71話の感想
高級料亭の吉田屋が閉店。
多額の借金を抱え、奈津が夜逃げしてしまいました。
奈津の性格から、糸子に頼むのも相当悩んだのではないのでしょうか。
もしかしたら、糸子が最後の砦だったのかもしれませんね。
借金が膨れ上がる前だったら、糸子がどうにか出来たかもしれません。
縫い子として雇うことならと手を差し伸べようとした矢先の夜逃げ。
残念ながら、一足遅かったようです。
一体、奈津はどこへ逃げてしまったのでしょうか。
奈津のことが心配です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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