2011年後期放送の朝ドラ『カーネーション』72話。
だんじりを引く若い男手が不足し、だんじりが中止。
悔しい思いの糸子。
ある日、物陰から糸子の姿を見る勘助と会った光子は・・・。
カーネーション72話のあらすじネタバレをご紹介します。
カーネーション72話あらすじ
1944年、人手不足のためだんじりが中止になりました。
八重子の子ども『太郎』もだんじりより軍入隊に憧れている様子。
ある日、八重子の様子が変だと告げる千代。
千代は、糸子に八重子の話を聞くよう言いますが・・・。
カーネーション72話のあらすじをでご紹介します。
だんじりの中止
1944年9月。
善作の仏壇の前に集まる、木之元のおっちゃん達。
善作にだんじりの中止を伝えるためです。
小原家四姉妹が、おっちゃん達を責めるように見ていました。
若い男性のほとんどが戦地に。
そのため、人手が足りなかったのです。
だんじりが無くなり、悔しい想いの糸子。
太郎の夢
今日も軍事教練に忙しい優子。
八重子を待つ太郎が優子を褒めます。
他国の人を助けるために父親らが戦っていると告げる太郎。
話を聞いた優子は、父親達が立派だと言います。
僕も早よう予科練に入りたい!
立派な飛行兵になって国に尽くすのが太郎の夢でした。
来年のだんじり
この頃、学校で戦争教育ばかり受けていた子ども達。
国民は、身元が分かるように名札を付けることになっていました。
そんな状況にうんざりしていた糸子。
お母ちゃん、なんでだんじり無くなったん?
男の人がいなくなり、できなくなったことを伝えます。
直子は、女がだんじりを引けばいいと言いました。
女はだんじりを引いてはいけないと伝える糸子。
来年は直ちゃんが引くで~!
男がいなくても来年は絶対に自分が引くと言い出す直子。
そんな直子を糸子は笑顔で抱きしめました。
毎日のように八重子を迎えにくる太郎。
糸子は、辛い思いをする八重子のために太郎が来ていると考えていました。
太郎、あんたも来年はだんじり引いてや。
戦地に行かないでだんじりを引いてくれないと困ると伝えました。
この頃、太郎は予科練に行きたいとばかり言い困っている八重子。
太郎は、別れの挨拶でさえもまるで兵隊のようです。
勘助が戦死
ある日、八重子の様子がいつもと違うことに気付いた千代。
糸子は、朝から検品をミスをした縫子達を叱っていました。
イライラしながら仕事をする糸子。
そこへ、、千代が八重子のことを相談しに来ました。
八重子さん朝から様子がおかしいんよ。
女が一人で家を守っているのだから何だってあると糸子は言います。
心配する千代は、話を聞いてあげるように糸子に伝えました。
しかし、自分のことで手一杯だと告げる糸子。
自分の荷物は自分でどうにかして貰わないと困ると言います。
勘助の出征
工場から帰ってきた光子。
みっちゃん久しぶりやな。
陰から糸子を見る勘助に会います。
縫子達を叱る糸子を見て微笑む勘助。
みっちゃん、糸やんをよう助けちゃってな。
光子は、勘助に糸子に会わないのかと聞きました。
会いたいけどな、俺にはな資格がないんや。
それもやっと終わると、吹っ切れた笑顔で告げる勘助。
いつもと違う様子で光子が帰宅します。
何があったか言わずに泣き出す光子。
みっちゃん、勘助ちゃんに会うたんけ?
八重子は、今日は勘助の出征の日だと言います。
勘助来たんか?
遺言のような言葉を勘助が言っていたと伝える光子。
店を出て走り出す糸子。
しかし、勘助はすでに電車に乗っていました。
窓の外を見ながら、微笑む勘助。
勘助が出征してから1ヶ月後。
勘助の葬式行列が行われました。
涙を流す糸子。
最後に勘助と会うことも喋ることも糸子はできませんでした。
カーネーション72話感想
勘助が戦死してしまいました。
糸子が最後に勘助に会ったのは、あの河原が最後です。
ちゃんと話をできないまま、二人は別れることに。
勘助を追い走る糸子のシーンは、涙がでました。
奈津の夜逃げの時もですが、糸子は一歩間に合わないことが多いですよね。
もし、糸子が千代の言う通り八重子に話を聞いていたら・・・。
もしかしたら、勘助に会えたかもしれませんね。
72話の唯一の救いが、だんじりに対する直子の想いです。
男手がいなくても自分がだんじりを引くと言う直子。
まるで、小さい時の糸子みたいだと感じました。
可愛らしい直子の姿が、72話の唯一の癒やしでした。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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