2021年後期放送の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』。
再び前を向いて歩き始めた金太。
安子と一緒に菓子作りを始めます。
ある日、少年が売っているおはぎを盗み・・・。
カムカムエヴリバディ19話あらすじを吹き出し付きでご紹介します。
カムカムエヴリバディ19話のあらすじ
小しず達の死で、心身共に弱っていた金太。
安子の励ましによって、金太は再び前を向きます。
『たちばな』再建のため、金太と安子は共にお菓子作りを始めました。
ある日、おはぎを盗んだ少年を追いかけた金太は・・・。
カムカムエヴリバディ19話のあらすじを吹き出し付きでご紹介します。
たちばな再建
久しぶりに金太が小豆を炊いていました。
金太が菓子を作る姿を嬉しそうに見守る安子。
出来たおはぎを千吉や美都里に出します。
おはぎを食べ、笑顔になる千吉達。
そんな千吉達を見て、金太や安子も笑顔になりました。
おはぎを小しず達に供える安子。
千吉と金太は、店や会社について話をしています。
雉真の本社工場は崩壊。
しかし、足袋作りだけは他の工場で続いていました。
稔が帰って来たら、新しい事業を始めたいと告げる千吉。
早う戻られるとええですな。
算太さんも。
10月、百貨店が営業を再開。
商店街も少しずつ復興へ向けて動き出しました。
安子、たちばなを建て直すで。
戦時中、お菓子作りは禁止されていました。
しかし、苦しい時こそお菓子が必要だと感じていた金太。
『たちばな』のお菓子で救われる人がいるはず。
たちばな再建を目指す、金太と安子。
少年と金太
金太は、雉真を家を出て一人で小屋に暮らし始めました。
安子は、雉真家と菓子作りの材料集めに奔走。
一緒に小豆を炊く、安子と金太。
小さい頃、私もお菓子の職人になりてえ思うとうたんよ。
しかし、女性は職人にはなれないと言われてきました。
金太に小豆作りを教えてもらって嬉しいと伝えます。
そして、二人で作ったお菓子を売ることに。
すぐにお客さんがやってきました。
美味しそうに食べる姿に喜ぶ二人。
待て!
おはぎを盗んだ少年を捕まえる金太。
少年は払うお金がないと告げます。
金太は、少年にお菓子を一箱持たせました。
お菓子を売ってこいと金太は少年に告げます。
売り上げの1割を少年に渡すと言いました。
少年に分かりやすいように簡単な言葉で告げる金太。
売り上げた金で、盗んだ菓子のお金を出すようにと。
少年は何も言わず、無言で走り去っていきました。
金太が亡くなる
閉店後、片付けをする安子と金太。
少年が帰って来ないと金太が言います。
安子は、なぜそんなことをしたかと聞きました。
少年が算太に似ていたと言う、金太。
金太は賭けていました。
あのガキが帰って来たら、算太も帰ってくる。
もし帰って来なかったら、算太も帰って来ないと告げます。
夜、一人で小豆の仕込みをしている金太。
ドアを叩く音が聞こえました。
おっちゃん、おはぎのおっちゃん!
帰ってきたんか。
ドアを開けると、そこには算太がいました。
橘算太、無事帰還しました。
これまでどうしていたのかと聞く金太。
算太は、言われた通りおはぎを売ってお金を儲けてたと言います。
お金持ちの女性相手に詐欺のような売り方をしていた算太。
算太!・・・よう帰ってきてくれたのう。
算太は怒られると思っていました。
思っていた反応と違い、驚く算太。
金太は、算太に小しず達を死なせてしまったと謝ります。
戦争だったからしょうがない。
もうそんなに気を張らないように算太は言いました。
こんなんだけど、まだわしが生きておる。
安子も生きてる、そうじゃろ。
わし待っちょったんじゃ、ここを動かず待っちょったんじゃ。
いつ算太が帰ってきても良いように、待っていたという金太。
分かっていると告げ、算太はラジオを付けます。
ラジオからは、いつか聞いた漫才が流れてきました。
家族や職人達と一緒に笑いながら聞いていた日を思い出す金太。
金太の目には涙が流れていました。
翌朝、金太が亡くなっていることが判明しました。
カムカムエヴリバディ19話の感想
金太が亡くなってしまいました。
『たちばな』再建を目指していた矢先のことでした。
金太が見た算太は、金太の中の幻だと考えられます。
算太が出征が決まってから、金太はずっと後悔していたのかもしれません。
あの日、晩ご飯だけでも算太に食べさせればよかった。
出征の日、見送りに行けばよかった。
色々な後悔が金太の中にあったのではないのでしょうか。
算太や家族そして職人達と笑い合う幻を見ながら、金太は亡くなっていきました。
このシーンは、涙なしで見ることができません。
立て続けに家族を失った安子のことが心配です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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