『ばけばけ』第22週では、ヘブンがフィリピン行きを悩む姿が描かれました。
作中では、『フィリピン滞在記』の執筆依頼が届きます。
それをきっかけに、ヘブンはフィリピン行きを悩み始めます。
しかし、このフィリピン行きは史実なのでしょうか。
ヘブンのモデルとなったのは、作家の小泉八雲さんです。
では、小泉八雲さんは実際にフィリピンへ行ったことがあるのでしょうか。
それとも、ドラマオリジナルの設定なのでしょうか。
今回は、
- 小泉八雲さんのフィリピンの渡航歴
- フィリピン行きの史実とドラマの違い
をわかりやすく解説します。
小泉八雲はフィリピンに行った?

小泉八雲さんがフィリピンへ行ったという史実は確認されていません。
小泉八雲さんの経歴を調べても、フィリピンへ行った記録はありません。
また、仕事や旅行でフィリピンを訪れたという史実も確認されていません。
そのため、小泉八雲さんがフィリピンへ行った可能性は低いと考えられます。
一方で、小泉八雲さんは来日するまでに、いくつかの国で暮らしていました。
フィリピンではなく、ヨーロッパやアメリカなどで生活していた記録が残っています。
では、小泉八雲さんは実際にどの国で暮らしていたのでしょうか。
小泉八雲さんが実際に住んだ国は、次の通りです。
| 年代 | 年齢 | 国 |
|---|---|---|
| 1850年 | 0歳 | ギリシャ |
| 1852年 | 2歳 | アイルランド |
| 1861年 | 11歳 | フランス |
| 1863年 | 13歳 | イギリス |
| 1869年 | 19歳 | アメリカ |
| 1887年 | 37歳 | フランス |
| 1889年 | 39歳 | カナダ |
| 1890年 | 40歳 | 日本 |
小泉八雲さんは、1850年にギリシャのレフカダ島で生まれました。
幼少期は、アイルランドで過ごします。
その後、11歳でフランスの教会学校へ入学しました。
13歳の時にイギリスへ渡り、学生時代を過ごします。
しかし17歳の時、経済的な理由から学校を中退。
そして、19歳でアメリカへ渡ります。
アメリカではさまざまな仕事を経験し、のちに新聞記者として活動しました。
37歳の時、フランス領西インド諸島のマルティニーク島を訪れています。
39歳の時に仕事でカナダへ。
その後、40歳で日本へ来日します。
このように、小泉八雲さんは来日するまでに複数の国で生活していました。
しかし、小泉八雲がフィリピンに行った史実は確認されていません。
そのため、小泉八雲さんがフィリピンへ行った可能性は低いと考えられます。
小泉八雲のフィリピン行きの史実とドラマの違いを解説

小泉八雲さんのフィリピン行きは、史実とドラマで描き方が異なります。
小泉八雲さんの経歴に、フィリピンへ行った史実は残っていません。
小泉八雲さんは来日するまで、いくつかの国で暮らしていた記録があります。
しかし、その中にフィリピンは含まれていませんでした。
1890年に来日してからは、日本で暮らし続けました。
そのため、小泉八雲さんがフィリピンへ行った可能性は低いと考えられます。
一方、ドラマでは、ヘブンがフィリピン行きを悩む姿が描かれました。
作中では、
- 『フィリピン滞在記』の執筆依頼
- 日本で書く題材が見つからない
という理由から、ヘブンはフィリピン行きを検討します。
ヘブンはトキに印税を残し、フィリピンへ行く決意をしました。
しかしその後、トキの妊娠が分かり、フィリピン行きを断念します。
このようなフィリピン行きをめぐる葛藤は、史実には確認されていません。
そのため、この展開は史実ではなくドラマの演出と考えられます。
では、なぜドラマではフィリピン行きを悩む展開が描かれたのでしょうか。
フィリピン行きが描かれた理由
ドラマでフィリピン行きが描かれた理由は、主に2つ考えられます。
- 夫婦の絆を深めるため
- 当時の国際結婚の現実を伝えるため
1つ目は、夫婦の絆を深めるためです。
ヘブンがフィリピンへ行けば、トキは日本に残る予定でした。
ヘブンはトキのために印税を残し、一人で旅立とうとします。
トキもヘブンの作家人生を思い、送り出す気持ちでした。
しかし、トキの妊娠が分かり、ヘブンはフィリピン行きを断念します。
この展開によって、夫婦の絆やお互いを思いやる気持ちが描かれました。
2つ目に、当時の国際結婚の現実を伝えるためです。
明治時代、外国人の夫が帰国し、日本人妻だけが残されることがありました。
フィリピン行きの設定は、こうした時代背景を示す役割も考えられます。
このように、フィリピン行きは人物関係と時代背景を描くための演出と考えられます。

Q&A
まとめ
小泉八雲さんがフィリピンへ行ったという史実は確認されていません。
小泉八雲さんの経歴を調べても、フィリピンに滞在した記録は残っていません。
仕事や旅行でフィリピンへ行ったという史実も確認されていません。
一方で、小泉八雲さんは来日するまでに、複数の国で生活していました。
しかし、その中にフィリピンは含まれていませんでした。
そのため、小泉八雲さんがフィリピンへ行った可能性は低いと考えられます。
ドラマ『ばけばけ』では、ヘブンがフィリピン行きを悩む姿が描かれました。
しかし、このフィリピン行きは史実ではなく、ドラマの演出と考えられます。
この展開は、夫婦の絆や当時の国際結婚の現実を描くための設定の可能性があります。
このように、小泉八雲さんのフィリピン行きは史実では確認されていません。
ドラマでは、物語を深めるための展開として描かれていると考えられます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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