朝ドラ『あんぱん』に新キャラクター『世良則雄(せらのりお)』が登場しました。
世良は、代議士・薪鉄子の秘書として働く人物です。
仕事が正確で、信頼されている役どころとして描かれています。
そんな世良には、実在のモデルがいるのかどうかが気になるところです。
また、演じているのが誰なのか気になる方もいるかもしれません。
世良役を務めるのは、俳優の木原勝利(きはらまさとし)さんです。
木原勝利さんは今回で3回目の朝ドラ出演となり、注目度も高まっています。
今回は、世良のモデルが実在するのかや演じる木原勝利さんの朝ドラ出演歴をまとめました。
あんぱん世良のモデルは?

朝ドラ『あんぱん』に登場する世良則雄(せらのりお)に実在のモデルはいない可能性が高いです。
世良は、第15週から物語に加わった新しい登場人物です。
役どころは、代議士・薪鉄子の秘書で、仕事が早く正確。
信頼される存在として描かれています。
しかし、これまでの公式発表や資料を調べても、世良に対応する実在の人物は確認されていません。
そのため、世良はドラマのオリジナルキャラクターである可能性が高いと考えました。
ただし、名前の由来などは『アンパンマン』に登場するキャラクターが関係している可能性も。
ここでは、世良にモデルがいないと考えられる理由を解説します。
また参考にされたかもしれないキャラクターについて詳しくご紹介させていただきます。
モデルがいないと考えられる理由
世良には実在のモデルがいないと考えられます。
その理由は、主に次の2つです。
- 公式発表がない
- 史実に該当人物がいない
まず、公式からモデルについての発表が一切ないことです。
たとえば『あんぱん』では、のぶのモデルが『小松暢さん』。
たかしのモデルが『やなせたかしさん』と、明確に紹介されています。
他にも、モデルが公表されている登場人物は何人かいます。
しかし、世良については言及がなく、モデルの情報も公開されていません。
このことから、公式にモデルがいないキャラクターとして描かれている可能性が高いと考えました。
次に、やなせたかしさんや小松暢さんの史実に、世良と一致するような人物が登場しないことです。
関係者などを調べても、世良のような秘書の存在は確認できませんでした。
以上のことから、世良はドラマのために作られたオリジナルキャラクターであると考えられます。
ノリノリのりへいがモチーフ?
『あんぱん』に登場するキャラクターは、アンパンマンの仲間たちをモチーフにしていると言われています。
世良もそのひとりで、ノリノリのりへいが元になっている可能性が考えられました。
名前を見比べると『世良のりお』と『ノリノリのりへい』は、語感がよく似ています。
名前の響きから、ノリノリのりへいを参考にしたのではないかと考えました。
ただし、ふたりの性格は全く違います。
世良は、落ち着いていて仕事が早く、正確にこなせるタイプです。
それに対して、ノリノリのりへいは早とちりで空回りしがちなキャラクターです。
共通点は名前くらいで、性格や役割は真逆であることがわかりました。
もしかしたら、名前だけを参考にして、あえて正反対の性格にしたのかもしれませんね。
あんぱん世良を演じるのは木原勝利

『あんぱん』で、世良役を演じているのは木原勝利(きはらまさとし)さんです。
落ち着いた演技と確かな存在感で、注目を集めています。
ここでは、木原勝利さんのプロフィールや俳優になったきっかけ、さらに代表作をご紹介します。
プロフィール
- 名前:木原勝利(きはらまさとし)
- 出身地:京都府
- 生年月日:1981年6月19日
- 年齢:41歳(※2025年現在)
- 身長:181cm
- 血液型:B型
- 所属事務所:High Endz
きっかけ
木原勝利さんが演技の道を目指したのは、高校3年生の文化祭がきっかけです。
当時はサッカー部に所属し、Jリーガーも輩出するような強豪校でプレーしていました。
しかし、プロの道に進むことは難しいと感じ、進路に悩んでいた時に、文化祭でクラス劇を経験。
ミュージカル『サラフィナ!』を演出・出演しました。
その時に「全員がやる気のある人で劇をやったらどうなるんだろう」と思ったそうです。
やるなら仕事にしたいと考え、演劇の道を志すことを決意。
この体験が、木原勝利さんの原点となったのです。
32歳で上京
大学では演劇部に入り、関西の小劇場を中心に活動を続けました。
大学卒業後も舞台に打ち込みながら、アルバイトをして生活を支える日々。
しかし27歳のときに「このままではダメだ」と思い立ち、映像の世界を目指すように。
しばらくは舞台を控え、映画に参加したり、上京のために資金の準備を始めました。
そして、32歳で東京へ進出します。
現在はテレビや映画など幅広い分野で活躍。
着実にキャリアを重ねる実力派俳優として注目されています。
代表作
木原勝利さんの代表作を3つご紹介します。
- 映画『わかりません』:木原勝利役
- 映画『寓』
- ドラマ『3000万』:坂本役
映画『わかりません』は、木原勝利さんにとって初めての長編映画主演作でした。
この作品で、俳優としての存在感を広く知られるきっかけとなりました。
映画『寓』は、短編映画ながら高い評価を得た作品です。
主演として出演し、2022年にはスペインのシッチェス映画祭短編部門でグランプリを受賞。
国際映画祭での受賞は、木原勝利さんにとって大きな転機に。
ドラマ『3000万』では物語のカギを握る坂本役で出演し、視聴者の注目を集めました。
ドラマはギャラクシー賞を受賞し、木原勝利さんの演技にも高い評価が寄せられました。
映画からドラマまで、さまざまな場面で光る木原勝利さん。
実力派俳優として、今後の出演作にも期待が高まります。
木原勝利の朝ドラ出演歴まとめ

木原勝利さんは、『あんぱん』を含めて朝ドラに3回出演しています。
これまでの出演作は『エール』『らんまん』、そして最新作の『あんぱん』です。
ここでは、過去2作の出演シーンと役どころをご紹介します。
らんまん:警官役
木原勝利さんが『らんまん』に登場したのは、第5週の第22話です。
主人公の万太郎が、警察署に連れて行かれる場面に登場します。
木原勝利さんは、警察の窓口に立つ警官役を演じました。
名前のない役柄でしたが、セリフもあり、万太郎の祖母『タキ』と対峙するシーンは印象的でした。
出演時間は短めながらも、記憶に残る存在感を放っていました。
エール:松川役
『エール』では、木原勝利さんは智彦の軍隊時代の同期『松川役』で登場しました。
放送回は第95話と96話です。
ラーメン屋で働く智彦と偶然再会し、実家の貿易会社に誘う場面が描かれます。
しかし、ラーメン屋を軽んじるような発言がきっかけで、智彦は辞表を提出。
その後、松川の登場シーンも終了となりました。
物語に影響を与える役どころとして、短いながらも重要な存在でした。
まとめ
- 世良には実在モデルがいない可能性が高い
- 名前の由来は『ノリノリのりへい』の可能性がある
- 演じるのは実力派俳優の木原勝利さん
- 朝ドラには『エール』『らんまん』『あんぱん』の3作に出演
- 『らんまん』では警官役、『エール』では松川役を演じた
朝ドラ『あんぱん』に登場する秘書・世良則雄には、明確な実在モデルはいないと考えられます。
モデルがいない理由としては、公式に発表がないこと。
また、やなせたかしさんや小松暢さんの史実にも該当人物が見つからない点があげられます。
名前の由来は、アンパンマンに登場する『ノリノリのりへい』からきている可能性があります。
また、性格は正反対に設定されている可能性も考えられました。
世良を演じるのは、実力派俳優の木原勝利さん。
高校時代の文化祭が俳優を志すきっかけとなり、32歳で上京。
映画『わかりません』『寓』、NHKドラマ『3000万』などに主演し、存在感を示してきました。
木原勝利さんは、これまでに朝ドラ『エール』『らんまん』にも出演。
今回の『あんぱん』では、薪鉄子の秘書『世良』として出演し、注目が高まっています。
今後の活躍にも期待が集まる俳優です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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