『ばけばけ』では、松野家が多額の借金を抱えています。
作中で、借金の具体的な金額は明らかにされていません。
しかし、返済の描写から借金の規模を推測することができます。
では、松野家の借金は現在の価値に換算するといくらになるのでしょうか。
この記事では、松野家の借金額の推定と負債を抱えた経緯について解説します。
【ばけばけ】借金いくら?

松野家の借金は、現在の価値で数千万円〜3億円ほどの可能性があります。
物語の中で具体的な借金額は明らかにされていません。
しかし、返済描写と賃金換算により借金額を推測できます。
フミが銀貨7枚を支払い、「返済に200年かかる」と言われる場面があります。
銀貨の絵柄は映されておらず、何円相当かは不明です。
ただし、当時流通した銀貨に置き換えて計算できます。
銀貨7枚の換算表
| 銀貨の種類 | 1枚の価値 | 7枚合計 |
|---|---|---|
| 5銭銀貨 | 0.05円 | 0.35円 |
| 10銭銀貨 | 0.1円 | 0.7円 |
| 20銭銀貨 | 0.2円 | 1.4円 |
| 50銭銀貨 | 0.5円 | 3.5円 |
この金額を『200年支払い続ける』と仮定すると以下の通りです。
推定借金額
| 月の返済額 | 借金額 |
|---|---|
| 0.35円 | 約840円 |
| 0.7円 | 約1680円 |
| 1.4円 | 約3360円 |
| 3.5円 | 約8400円 |
借金は、明治のお金で約840〜8400円だったと考えられます。
のちにトキは女中として働き、月給20円を受け取っていました。
月給20円は、現在の約60〜80万円に相当すると言われています。
つまり、明治1円は現在の約3〜4万円に換算できます。
この基準で計算すると以下の通りです。
借金総額(現代換算)
| 明治の金額 | 3万円換算 | 4万円換算 |
|---|---|---|
| 840円 | 約2520万円 | 約3360万円 |
| 1680円 | 約5040万円 | 約6720万円 |
| 3360円 | 約1億80万円 | 約1億3440万円 |
| 8400円 | 約2億5200万円 | 約3億3600万円 |
つまり、借金は現在の価値で約2500万〜3億円相当だった可能性があります。
また、第15週までの描写では以下の返済が確認できます。
女中時代
- 月10円を返済
- 現在の価値:約30〜40万円
- 1年間:約360〜480万円
再婚後
- 月100円を返済
- 現在の価値:約300〜400万円
- 数カ月で約900〜2000万円
元の借金額だけでなく、利息や滞納金が上乗せされていた可能性もあります。
最終的な負担は、現在の数千万円〜3億円規模だったと考えられます。
借金は返済できる?
『ばけばけ』では、松野家は借金を返済することができます。
今後の予告映像で、森山が返済完了を確認する場面が描かれています。
この映像から、松野家の借金が返済されたことがわかりました。
返済が完了するシーンは、2026年1月中に放送される予定です。

熊本へ向かう前に借金が返済される展開になりそうです。
ただ、森山の姿が見られなくなるのは残念ですね。
史実の借金額は?
トキのモデルである小泉セツさんの借金額は明らかになっていません。
史実でも、具体的な借金額を示す資料は確認されていません。
しかし、セツさんは養父が事業に失敗し、多額の借金を抱えていたとされています。
借金の返済のために進学を諦め、織子として働きました。
その後は、小泉八雲の女中として働き始めます。
結婚後は、小泉八雲がセツさんの借金を返済したことが知られています。
さらに、セツさんの実母に対して金銭的支援を行っていたこともわかっています。
【ばけばけ】なぜ松野家は負債を抱えたのか


松野家が負債を抱えたのは、司之介がうさぎ事業に失敗したためです。
『ばけばけ』第1話で、松野家が没落士族であることが明らかになります。
司之介は職を得られず、家計は困窮していました。
そんな中、知り合いがうさぎの商いで成功した話を聞きます。
実際に、司之介も1匹5円で仕入れたうさぎを200円で売ることができました。
200円は現在の価値で約76万〜600万円相当と考えられます。
さらに利益を得ようと大量に仕入れますが、事業はすぐに破綻しました。
この失敗により、松野家は多額の負債を抱えることになります。


史実の借金理由は?
史実でも、借金の理由は事業の失敗です。
小泉セツさんの養父は事業に挑戦しましたが、失敗して借金を抱えました。
ただし、どのような事業だったのかは明らかになっていません。
当時は、没落士族が農業や商売などの事業に挑戦していました。
しかし、事業に失敗する例も多く、セツさんの養父もその一人だったと考えられます。
また、ドラマに登場する『うさぎの商い』も実際に挑戦した人が多くいました。
しかし、様々な問題が起きたため、うさぎに税金が課されることになります。
これをきっかけに、うさぎの商いは市場が縮小していきました。
Q&A
まとめ
松野家の借金は、現在の価値で数千万円〜3億円規模だった可能性があります。
物語の中で、借金額の詳細は描かれていません。
そのため、返済描写と賃金換算から規模を推測しました。
借金の原因は、司之介がうさぎの商いに挑戦し事業に失敗したためです。
この事業で負債を抱え、松野家は困窮することになりました。
第15週までの描写では、借金の返済が進み、完済する展開になります。
返済完了は作中で描かれており、森山が確認する場面が登場します。
史実でも、小泉セツさんの養父も借金を抱えていました。
借金の理由は、事業の失敗でした。
結婚後は、小泉八雲さんが借金を返済し、実母への支援も行われています。
以上から、『ばけばけ』の借金描写は史実の背景と一致していることがわかりました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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