『あんぱん』に新キャラクター『蒔鉄子(まきてつこ)』が登場しました。
蒔鉄子は『ガード下の女王』と呼ばれる、高知出身の女性代議士です。
そんな蒔鉄子にモデルとなった実在の人物はいるのでしょうか。
また、蒔鉄子を演じる戸田恵子さんは、今回で6作目の朝ドラ出演になります。
今回は、蒔鉄子のモデルや役柄の詳細、戸田恵子さんの朝ドラ出演歴をまとめました。
【あんぱん】蒔鉄子のモデルは誰?

『あんぱん』の蒔鉄子(まきてつこ)は、オリジナルキャラクターである可能性が高いです。
蒔鉄子は、実在した人物ではありませんでした。
ただし、キャラクターを考える際に参考にしたと考えられる人物が2人います。
1人目は、高知県出身の実在した女性代議士です。
2人目は、アンパンマンに登場するキャラクター『鉄火のマキちゃん』でした。
やなせたかしさんの経歴を調べると、参考にしたと思われる人物が見えてきました。
高知出身の女性代議士は、のぶのモデルである小松暢さんが秘書をしていた方です。
そして鉄火のマキちゃんは、アンパンマンに登場する元気なキャラクターの1人でした。
蒔鉄子は、実在した女性代議士と鉄火のマキちゃんを元に生まれたキャラクターだと考えられます。
ここからは、モデルとされる2人についてや、共通点を詳しく紹介します。
蒔鉄子の役柄
『あんぱん』に登場する蒔鉄子(まきてつこ)は、高知出身の女性代議士として描かれます。
『あんぱん』第15週から蒔鉄子が登場し、物語の展開を左右する重要キャラクターになります。
蒔鉄子は、困っている人を助けたいという強い信念を持つ女性。
その信念から『ガード下の女王』と呼ばれています。
明るく元気で、弱い立場の人に寄り添う姿勢が印象的です。
のちに、のぶは蒔鉄子の秘書として働くことに。
この出会いは、のぶの人生に大きな影響を与えるきっかけになります。
現時点で蒔鉄子の詳しいプロフィールは公式に発表されていません。
ただし、物語の展開を左右するキーパーソンになる可能性が高いです。
蒔鉄子が物語でどんな動きを見せるのか期待が高まります。
高知出身の女性代議士
蒔鉄子のモデルと考えられるのは、高知出身の実在した女性代議士です。
この女性代議士は、小松暢さんが秘書を務めた方でした。
ただし、名前を含め詳細な情報は公開されていません。
現在わかっている女性代議士の情報は次の通りです。
- 高知県選出の代議士
- 活動の拠点は東京
- 所属していた派閥は『社会党』
小松暢さんと女性代議士は、女性が代議士になる前から親交がありました。
代議士が上京する際、小松暢さんは秘書を頼まれます。
これは、小松暢さんの速記の技術が高く評価されていたためです。
当時、代議士は口述で演説原稿を作成することが一般的でした。
速記の技術を持つ小松暢さんは、重要な存在だったと考えられます。
その後、小松暢さんは新聞社を退職し、女性代議士の秘書として働き始めました。
女性代議士について新しい情報が入り次第、随時追記します。
鉄火のマキちゃん
鉄火のマキちゃんは、アンパンマンに登場するキャラクターです。
アンパンマンのキャラクターの中でも珍しく、人間に近い見た目をしているのが特徴です。
鉄火のマキちゃんは少し短気で、男勝りな性格の持ち主。
正義感が強く、困っている人を見過ごさず助けながら旅を続ける姿が印象的です。
そんな鉄火のマキちゃんに憧れて、弟子入りを志願するキャラクターも登場しました。
鉄火のマキちゃんの得意料理は『鉄火巻き』です。
巻物全般を得意としており、その料理の腕前は作中でも高く評価されています。
やなせたかしさん自身も鉄火巻きが大好物でした。
また、鉄火のマキちゃんはやなせさんにとって特に思い入れの強い大切なキャラクターの一人です。
アンパンマンファンの間でも、鉄火のマキちゃんは人気のキャラクターとして愛されています。
オリジナルキャラクターと考えられる理由
蒔鉄子は『あんぱん』のオリジナルキャラクターの可能性が高いです。
蒔鉄子の設定を考える際に2人のモデルが参考にしたと考えられます。
それは高知県出身の実在した女性代議士と、アンパンマンの『鉄火のマキちゃん』。
特に蒔鉄子と鉄火のマキちゃんにはいくつかの共通点があります。
- 名前が似ている
- 男勝り(はちきん)な性格
- 周囲から尊敬されている
これらの特徴は蒔鉄子と鉄火のマキちゃんに共通しています。
そのため、鉄火のマキちゃんは蒔鉄子のモデルの一人と考えました。
さらに、女性代議士と蒔鉄子には、高知県出身という共通点があります。
のぶのモデルである小松暢さんが速記を評価されて秘書を頼まれたことも一致していました。
のぶと小松暢さんが新聞社を辞め、上京するきっかけになった人物であった点も重なります。
以上のことから、ふたりの時代背景や立場が似ていることがわかりました。
つまり、蒔鉄子は実在した人物とキャラクターを合わせた存在だと言えるでしょう。
【あんぱん】蒔鉄子を演じる戸田恵子は朝ドラ6作目

蒔鉄子役を演じる戸田恵子さんは、『あんぱん』で朝ドラ6作目の出演となりました。
これまで出演してきた朝ドラ作品と役柄は以下の通りです。
- チョッちゃん(1987年):山野鈴役
- ちゅらさん(2001年):下柳聡子役
- 純情きらり(2006年) :松井かね役
- まれ(2015年):ナレーション/魔女姫
- なつぞら(2019年) :煙カスミ役
ここからは戸田恵子さんが過去に出演した朝ドラを振り返ります。
チョッちゃん
戸田恵子さん初の朝ドラ出演作。
山野鈴役として、蝶子の幼なじみ頼介の妹安乃が奉公する先の女性を演じました。
ちゅらさん
病院の婦長である下柳聡子役で出演。
エリーが看護師を目指すきっかけを与えるキャラクターでした。
純情きらり
松井かね役として、主人公桜子の義母を演じました。
厳しく接しながらも最終的には桜子を大切に思う存在になります。
まれ
ナレーション担当で出演。
声の雰囲気が普段と異なると話題に。
その後、魔女姫の目線で語っていたことが判明しました。
なつぞら
煙カスミ役で登場しました。
煙カスミは、主人公なつのアニメ作品の主題歌を担当。
戸田恵子さんの歌唱シーンも注目を集めました。
6作目はあんぱん
そして6作目の『あんぱん』。
戸田恵子さんはアンパンマンの声を担当していることでも有名です。
そのため『あんぱん』出演決定時から期待の声が多く上がっていました。
戸田恵子さん演じる蒔鉄子が、どんなふうに物語を動かすのか楽しみです。
まとめ
- 蒔鉄子は高知出身の女性代議士や鉄火のマキちゃんを参考にした可能性が高い
- 蒔鉄子は『ガード下の女王』と呼ばれる元気で人助けを信念にしたキャラクター
- 蒔鉄子役の戸田恵子さんは『あんぱん』で6作目の朝ドラ出演
- 戸田恵子さんは『チョッちゃん』『ちゅらさん』『純情きらり』『まれ』『なつぞら』などに出演
- 蒔鉄子の登場はのぶの人生に大きく影響し、物語の重要な転機になる可能性がある
朝ドラ『あんぱん』に蒔鉄子(まきてつこ)が登場しました。
蒔鉄子は、高知出身の女性代議士として物語を彩る重要なキャラクターです。
蒔鉄子のモデルは実在の人物ではないことがわかりました。
しかし、参考にしたキャラクターや実在の人物がいる可能性が高いです。
1人目はやなせたかしさんのアンパンマンキャラクター『鉄火のマキちゃん』。
2人目は、実在した高知出身の女性代議士です。
蒔鉄子は、この2人の要素を合わせて作られたオリジナルキャラクターと考えられます。
特に、鉄火のマキちゃんとの名前や性格の共通点が多いことがわかりました。
また、蒔鉄子を演じる戸田恵子さんは、『あんぱん』が6作目の朝ドラ出演作です。
過去の朝ドラ作品も、多彩な役柄をこなしてきました。
戸田恵子さんの出演によって、蒔鉄子の存在感がより一層際立つことが期待されています。
これからの物語展開とともに、蒔鉄子の活躍に注目です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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