【あんぱん】双子の島はやなせたかしの紙芝居『双生譚』が元ネタ?

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やなせたかし紙芝居
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『あんぱん』第12週で、たかしと健太郎が作った紙芝居『双子の島』。

この紙芝居は、やなせたかしさんの紙芝居『双生譚(そうせいたん)』が元ネタと考えられています。

今回は『双子の島』と『双生譚』のあらすじや共通点を解説します。

また、なぜ『双生譚』が『双子の島』の元ネタと考えられるのか、その理由もご紹介します。

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目次

【あんぱん】双子の島はやなせたかしの紙芝居『双生譚』が元ネタ?

二冊並べて置かれた本

『あんぱん』第12週で、たかしと健太郎が作った紙芝居『双子の島』。

双子の島は、やなせたかしさんの紙芝居『双生譚』が元ネタの可能性が高いです。

公式からは『双子の島』の元ネタについての発表はありません。

しかし、物語の内容や背景に似た点が多いことがわかりました。

ここでは、『双生譚』が『双子の島』の元ネタだと考えられる理由を3つの視点からご紹介します。

  • 内容のテーマがよく似ている
  • 紙芝居の作り方や形式が同じであること
  • 上演時の出来事も似ていること

内容のテーマがよく似ている

『あんぱん』の中で、たかしの父親である『清』は、手帳にこう書いていました。

東亜の存立と日支友好は双生の関係だ。

これは、東アジアの平和のために日本と中国はお互いに大切な存在という意味です。

この父親の言葉をヒントに、たかしは物語のストーリーを考えました。

実際、やなせたかしさんの父親も似たような考えを持っていました。

そして、やなせたかしさんも父親の言葉から紙芝居を作ったことがわかっています。

こうした背景や兄弟を通し『争わず助け合おう』と伝えている点が、2つの作品の大きな共通点です。

紙芝居の作り方も一致

『あんぱん』の中で、たかしと健太郎は模造紙に鉛筆で紙芝居を描きました

実際に、やなせたかしさんも、模造紙に絵を描いて紙芝居を作っていました。

描いた紙を何枚も重ねて、順番にめくりながら物語を伝えていたそうです。

今の紙芝居よりもずっと大きな作品だった可能性があります。

もしかしたら、より大きく迫力のある紙芝居だったかもしれませんね。

この紙芝居の作り方が同じであることも、元ネタと考えられる一つの理由です。

現地の人が大笑いしたことも共通

『あんぱん』では、『双子の島』を見た現地の人が大笑いをしていました。

このエピソードは、やなせたかしさんの紙芝居『双生譚』にもあります。

実際に現地の人々は、紙芝居を見て大笑いしたのです。

ただし、内容が面白くて笑ったわけではありません。

現地の通訳が適当に訳してしまった可能性が高いとされています。

作品の意味が正しく伝わらず笑われてしまう点も、両作品が繋がっている証拠と言えます。

【あんぱん】双子の島と双生譚のあらすじと共通点

机と本

『あんぱん』の紙芝居『双子の島』と、やなせたかしさんの紙芝居『双生譚』。

このふたつの物語には、共通点が多くあることがわかりました。

ここでは、それぞれのあらすじや共通点をわかりやすくご紹介します。

あらすじ

まずは『双子の島』のあらすじをご紹介します。

『双子の島』のあらすじ

昔、ふたつの島に一人ずつ男が住んでいました。

食べ物を求めて出会ったふたりは喧嘩を始めます。

そして、相手の顔を叩くと自分の顔が痛む不思議な現象に気づきました。

実はふたりは双子だったのです。

やがて助け合うことを決め、ふたつの島は仲よくなり、平和に暮らしました。

次に『双生譚』のあらすじをご紹介します。

『双生譚』のあらすじ

別々に暮らしていた双子が、兄弟と知らずに戦いを始めます。

ふたりは、相手を傷つけると自分も痛むことに気がつきます。

やがてふたりは兄弟であり、争えば共に滅びると気付くのでした。

『双生譚』は、他にも『双子ものがたり』や『双生児物語』というタイトルでも呼ばれているそうです。

物語の共通点

『双子の島』と『双生譚』には、5つの共通点があります。

  • 主人公が双子の兄弟
  • お互いを知らずに争う
  • 相手を傷つけると自分も痛む
  • 自分たちが兄弟であると気づく
  • 助け合って生きることの大切さを伝えている

ふたつの物語は『争いは自分をも傷つけること』。

そして『相手を思いやることの大切さ』を伝えています。

まとめ

  • 『双子の島』は、やなせたかしさんの紙芝居『双生譚』が元ネタの可能性が高い
  • 公式な発表はないが、物語の内容や背景がよく似ている

『あんぱん』第12週で登場する紙芝居『双子の島』。

これは、やなせたかしさんの紙芝居『双生譚』が元になっている可能性が高いと考えられます。

ふたつの物語には、『争いは自分をも傷つけること』。

『相手を思いやる大切さ』といった共通のテーマがあります。

どちらも、兄弟であることを知らずに争い、やがてその繋がりに気付いて協力しあう物語です。

また、この物語の背景にも共通点がありました。

たかしとやなせたかしさんは、父親の考え方に影響を受けて紙芝居を作っていました。

さらに、模造紙を使った紙芝居の作り方。

現地での上映中に観客が大笑いしたというエピソードまで似ています。

こうした点から見ても『双子の島』と『双生譚』は、深く繋がっていると言えるでしょう。

ここまで、読んでいただきありがとうございました。

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