『とと姉ちゃん』で、坂口健太郎さん演じた『星野武蔵(ほしのたけぞう)』。
植物を愛する心優しい青年で、ヒロイン常子との関係にも注目が集まりました。
そんな星野(坂口健太郎さん)には、実在モデルがいるのかと気になる方も多いはず。
また、星野(坂口健太郎さん)がその後どうなるのか、結末も気になるところです。
今回は、星野(坂口健太郎さん)のモデルの有無やその後の展開まで、ネタバレを含めてご紹介します。
【とと姉ちゃん】星野(坂口健太郎)モデルは?

朝ドラ『とと姉ちゃん』に登場する、星野武蔵(ほしのたけぞう)。
星野(坂口健太郎さん)には、実在のモデルはいないと考えられています。
物語の中で、星野(坂口健太郎さん)は、ヒロイン常子と恋に落ちる重要な人物です。
しかし、大橋鎭子さんの人生に星野(坂口健太郎さん)のような人物は見つかりませんでした。
つまり、星野(坂口健太郎さん)はオリジナルキャラクターの可能性がとても高いのです。
星野(坂口健太郎)の役どころ
『とと姉ちゃん』に、星野(坂口健太郎さん)が初めて登場するのは、第4週。
帝国大学で、植物の分類学を学ぶ学生として現れます。
星野(坂口健太郎さん)の夢は、どんな場所でもたくましく育つ植物を研究し、新種を見つけること。
そして、岐阜に住む両親に恩返しをするのが目標でした。
登場当初、不審な動きをしていたため、常子たちに警戒されます。
しかし、空腹で倒れたところを助けられたことをきっかけに、少しずつ仲良くなっていきます。
その後、常子が就職したあとも、星野(坂口健太郎さん)との関係は続きました。
ふたりは、週に一度会って話す関係に発展します。
恋愛には至ってませんが、心を通わせる大切な存在になっていきました。
なぜオリジナルキャラクター?
『とと姉ちゃん』の常子のモデルは、雑誌『暮らしの手帖』の創刊者である大橋鎭子さんです。
大橋鎭子さん資料を見ても、星野(坂口健太郎さん)のような人物の記録は出てきません。
しかし、大橋鎭子さんは生涯独身であったことはわかっています。
ですが、大橋鎭子さん自身の恋愛に関する情報もあまり多く残されていないのです。
また、公式からも星野(坂口健太郎さん)のモデルについての情報は発表されていません。
そのため、星野(坂口健太郎さん)は、大橋鎭子さんの実体験で生まれたキャラクターではないと考えました。
星野(坂口健太郎さん)は、ドラマのために作られたオリジナルキャラクターである可能性が高いです。
朝ドラは、実在の人物を元にした作品がとても多いです。
そして、全ての出来事が史実通りに描かれているわけではありません。
特に、恋愛や友情といった人間関係は、共感を呼ぶためにフィクション要素が加えられることも。
今回の星野(坂口健太郎さん)もその例だと考えられます。
常子が『家族以外の誰かと向き合う』場面を描くために、必要な存在だったのでしょう。
星野(坂口健太郎さん)の存在によって、常子の心の成長がより深く描かれました。
架空の人物ですが、ドラマのなかでは大きな意味を持つキャラクターでした。
【とと姉ちゃん】星野(坂口健太郎)のその後をネタバレ

星野(坂口健太郎さん)は、その後シングルファザーとして生きていくことになります。
ここでは、帝国大学卒業後の人生や常子との再会・別れまでを時系列でご紹介します。
卒業の進路と常子との別れ
星野(坂口健太郎さん)は、帝国大学を卒業後に大学院へと進学。
その後は、大阪帝国大学の研究室に進むことが決まります。
当時、常子とは友人として毎週会う関係でした。
しかし、大阪へ行くことが決まり、星野(坂口健太郎さん)は常子にプロポーズ。
一緒に大阪へ来て欲しいことを伝えます。
しかし、常子は家族を守る道を選び、星野(坂口健太郎さん)の想いを断りました。
ふたりは、別れることになりました。
出発当日、汽車の窓越しに常子を見つけた星野(坂口健太郎さん)。
窓から、常子の名前を呼び、大きく手を振ります。
常子は静かに頭を下げ、星野(坂口健太郎さん)を見送りました。
これが、最初の別れとなりました。

常子が涙を見せずに見送るシーンは、ジーンも胸が熱くありました。
終戦後の人生
戦争に出征した星野(坂口健太郎さん)。
終戦から約1年後の昭和21年12月に復員します。
復帰予定だった研究職の席は、すでに他の人に埋まっていました。
そのため、製薬会社『光和医薬品社』に就職。
総務課の係長として働きながら、新たな人生を歩み始めました。
その後、職場で出会った加奈子と結婚。
ふたりの間には、長男『大樹』と長女『青葉』が誕生します。
家族4人で穏やかな日々を過ごしていましたが、青葉が2歳の時に加奈子が帰らぬ人に。
その後、星野(坂口健太郎さん)はシングルファザーとして、2人の子どもを育てることになります。
15年振りに常子と再会
『とと姉ちゃん』117話で、星野(坂口健太郎さん)が再登場します。
仕事の取材で訪れた常子と偶然再会。
ふたりは15年振りに言葉を交わすことになります。
星野(坂口健太郎さん)の子どもたちともすぐに打ち解けた常子。
週に一度、2ヶ月間だけ子どもたちの世話をすることに。
その時間を通じて、ふたりは心を通わせるようになりました。
そして、ふたりは交際を始めます。



15年越しにふたりの想いが通じ合った瞬間や楽しそうに過ごすふたりの姿を見ていて、私まで幸せな気持ちになりました!
名古屋への転勤
しかし、幸せな時間は長くは続きませんでした。
ある日、星野(坂口健太郎さん)に転勤の辞令が出ます。
行き先は、名古屋でした。
一度は断ることを考えた星野(坂口健太郎さん)。
しかし、息子の大樹が学校でいじめに遭っていることが発覚。
また、子どもたちと一緒に過ごす時間を増やしたいという思いから転勤を決意します。
星野(坂口健太郎さん)は、常子の仕事に対する情熱を知っていました。
そのため、常子とは再び別れることを選びます。
星野(坂口健太郎さん)は、子どもたちと一緒に名古屋へ旅立ちました。
まとめ
- 星野(坂口健太郎さん)は、実在の人物ではなくオリジナルキャラクター
- 常子と恋に落ち、プロポーズするが断られる
- 他の人と結婚し、その後シングルファザーになる
- 15年振りに常子と再会し、交際するも再び別れる
『とと姉ちゃん』に登場する星野(坂口健太郎さん)のモデルは、実在しないことがわかりました。
ドラマの中で生まれた、オリジナルキャラクターと考えられています。
常子との恋愛や別れ、そして再会を通じて、物語の感情の深みを支える大切な存在でした。
星野(坂口健太郎さん)は、帝国大学を卒業後に研究職に就きます。
しかし、戦争に出征し、終戦後は製薬会社に就職することに。
結婚や子育てを経験し、妻の死後はシングルファザーとして懸命に子どもを育てていました。
そんな時、常子と15年振りに再会。
再び心を通わせるものの、お互いのために別れることになりました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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