あんぱんの乙丙丁の成績は現在の何?女子師範学校の難易度は?

記事内に商品プロモーションを含む場合があります。
あんぱん乙丙丁現在の何
スポンサーリンク

『あんぱん』第4週、のぶと嵩は受験生になりました。

夏休み前日、通知表を持って帰ってきた二人。

通知表には『乙・丙・丁』などで評価をされていました。

この評価は、今のどの成績と同じ評価なのでしょうか。

また、女子師範学校に入学するのはどの位難しいのでしょう。

昭和の通知表の評価や女子師範学校について調査しました。

スポンサーリンク
目次

あんぱんの乙丙丁の成績は現在の何?

勉強する女の子

『あんぱん』で、のぶや嵩の通知表にあった『乙・丙・丁』。

この成績は、現在の評価基準では何と同じ評価になるのでしょうか。

評価基準を完全に現在の基準と完全に置き換えることは難しいです。

大体の目安として、昭和の評価基準を現在の評価に置き換えてみました。

昭和現在成績
甲(こう)5極めて優秀
乙(おつ)4良好な成績
丙(へい)3標準的な成績
丁(てい)1~2不十分な成績

昭和初期、通知表の評価は4段階で評価していました。

評価区分は、上の成績から『甲・乙・丙・丁』。

甲は、最高評価の成績。

丁が、最低評価の成績でした。

もっと大雑把に『甲乙丙』の三段階評価の時期もあったそう。

明治33年頃から昭和15年頃まで、この評価方法で成績が付けられていました。

その後、昭和16年頃に評価区分が『優・良・可』に変更。

昭和20年頃から、評価区分を5段階に分けて評価するようになりました。

5段階評価は現在も使用されている評価区分ですね。

のぶと嵩は、どのくらいの成績だったのでしょうか。

二人の成績から評価したいと思います。

のぶの成績

のぶの成績は平均より少し上くらいの成績だと推測しました。

のぶの通知表は、乙や丙が半々くらいでした。

乙は、良好な成績のこと。

丙は、標準的な成績の評価のことです。

最高評価である甲の文字は、ありませんでした。

以上のことから、平均よりは少し上くらいの成績だったと考えられます。

嵩の成績

嵩の成績は普通くらいだったと推測しました。

嵩の通知表を見て、千代子はため息をつきました。

あまり嵩の成績がよくなかったことが分かります。

嵩の数学の評価は、最低評価の丁がつきました。

つまり、数学は特に不得意だったことが分かります。

以上のことから、普通くらいの成績だったと考えました。

医者を目指すように登美子に言われている嵩。

普通くらいの成績では、医者を目指すのは難しいことです。

特に数学が不得意となると尚更のこと。

千代子がため息をついてしまったのも納得でした。

史実によると、やなせたかしさんも数学や英語が苦手だったそう。
小学生の時は上位の方の成績で、中学生の時の成績は半分よりは上の成績だったようです。

スポンサーリンク

あんぱんで女子師範学校の難易度は?

着物を着た女学生

あんぱんで、のぶが受験予定の『女子師範学校』。

受験のため、のぶは必死に勉強をしています。

では、女子師範学校は難易度はどうだったのでしょうか。

女子師範学校の難関度は高かったと考えられます。

基準を満たした、成績優秀者のみ入学できる学校でした。

そもそも、女子師範学校は小学校教師を目指す女性のための養成学校。

各府県に設置されていました。

当時、女子師範学校の倍率はとても高かったそうです。

そのため、優秀な成績者でないと合格するのは難しいと言われていました。

受験を決めた当時、のぶの成績は普通より少し上くらいです。

その成績では、女子師範学校に合格するのは厳しかったと考えられます。

そもそも、女子師範学校を受験するには規定がありました。

受験規定をまとめたのが、こちら。

受験規定
  • 師範女子部あるいは高等女学校卒業
  • 高等女学校卒業の場合、4年以上修業年限高等女学校
  • 年齢は17~22歳まで

女子師範学校に受験できるのは、師範女子部の卒業生。

あるいは、4年以上の修業年限がある高等女学校を卒業生でなくてはなりません。

あんぱんの第4週の時代設定は、昭和10年頃。

当時、小学校卒業後に進学した女子の割合は約16.5%程度だったそう。

実家が裕福ではないと進学するのが難しい時代でした。

そのため、規定に当てはまる人がそもそも少なかったことが分かります。

女子師範学校の入学規定に当てはまるのは、限られた人のみ。

その中のごく僅かな成績優秀者が女子師範学校に合格できました

以上のことから、女子師範学校は難関校だったことが分かります。

女子師範学校の難易度が高く狭き門だったので、のぶは必死に勉強していたのですね。

まとめ

調査結果
  • 昭和初期の評価区分は『甲乙丙丁』
  • 甲が最高成績で現在の5
  • 丁が最低成績で現在の1~2
  • 女子師範学校の難易度は高い
  • 規定を満たした成績優秀者のみ入学できる

あんぱん第4週、のぶと嵩は受験生になりました。

のぶは、女子師範学校に入学するという明確な目標ができましたね。

しかし、のぶの成績は現状普通より少し上程度。

このままでは、女子師範学校へ入学するのは厳しそうです。

一方、進路が決まっていない嵩。

本人の意思とは関係なく、登美子に医師を目指すように言われます。

しかし、嵩の現在の成績で医師を目指すのは厳しい模様・・・。

特に数学の成績は丁をとるほど、苦手なようです。

嵩は、どこの学校を受験するのでしょうか。

そして、のぶは女子師範学校に合格することができるのでしょうか。

あんぱん第4週の放送も楽しみです!

ここまで読んでいただきありがとうございました。

【関連記事】

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次