『ばけばけ』第18週で、なみに身請け話が持ち上がります。
なみにとって、天国長屋での生活を終える可能性を持つ大きな転機です。
では、『身請け』とはどんな制度なのでしょうか。
そして、そもそもなみはなぜ天国長屋で働くことになったのでしょう。
この記事では、
- 身請けの意味
- なみが天国長屋で働く理由
について解説します。
ばけばけの身請けとは?

『ばけばけ』の身請けとは、女性が店から解放され別の暮らしへ進むための制度です。
当時の女性は店に入る際、親や本人が前借金を受け取りました。
店側は衣装や食事、化粧道具なども立て替えていました。
ただし、これらの費用も借金として加算されます。
そのため、借金は増え続け、自力で店を辞めることは困難でした。
そこで使われた制度が『身請け』です。
身請けは、店に対して契約解除費や立替費を精算する仕組みでした。
身請けに必要な費用
身請けには、多額の費用が必要でした。
店や地域によって違いがありますが、内訳は次のとおりです。
- 前借金の返済
- 店が立て替えた衣服代
- 日用品や生活費
- 店側への謝礼
- 宴会費用
これらをまとめて精算する必要があり、費用は非常に高額でした。
そのため、身請けは限られた人にしかできない制度でした。
どんな人が身請けをした?
身請けができたのは、経済力と教養を持つ一部の富裕層でした。
その理由は、身請けに必要な費用がきわめて高額だったためです。
現在の金額に換算すると、数千万円から1億円以上になることもありました。
そのため、身請けが可能だったのはごく限られた層に限られます。
実業家や政治家、文化人などが中心だったと言われています。
身請けされた女性のその後
身請けされた女性のその後は、人それぞれでした。
相手との関係や、女性自身の能力によって進む道が分かれます。
大きく見ると次の三つのパターンがありました。
- 家庭に入る
- 商売に関わる
- 不安定な生活
当時は女性の選択肢が少なかったため、こうした分岐が生まれました。
家庭に入る
身請け後は男性の家に入り、家族として暮らす人が多かったようです。
教養や語学に優れた女性もおり、上流層の男性から身請けされることもありました。
その場合、夫の仕事を支える場面もあったそうです。
一方で、生い立ちなどを理由に親族から厳しい目を向けられることもありました。
そのため、必ずしも順風満帆とは言えず、苦労もあったと言われています。
商売に関わる
身請け後に商売に関わる女性もいました。
店で培った接客や計算などの能力を活かし、店を任される道があったためです。
料亭の女将などとして、経営に携わる女性もいたと言われています。
また、夫の商売を手伝って家業を盛り立てる女性もいました。
これまでの経験を活かし、自立へと進む前向きな道でした。
不安定な生活
一方で、生活が不安定になる女性もいました。
身請けした男性の気持ちが離れ、生活を支える手段を失うこともあったためです。
頼る身寄りもなく、働き口を探さなければならない女性もいたと言われています。
そのため、身請け後も安定した生活を送れない場合がありました。
ばけばけでなみはなぜ天国長屋で働くことになったのか

『ばけばけ』で、なみは家族が抱えた借金を返すため天国長屋で働いています。
なみが初めて登場したのは、第1週3話です。
物語では、追ってから逃げるなみの姿が描かれました。
なみは貧しい農家の出身で、兄弟が7人いました。
なみが天国長屋に行ったことで、父親がお金を受け取ったことがわかりました。
嫌がる描写から、なみにとって本意ではなかったことが読み取れました。
第18週時点で、なみは10年以上も天国長屋に身を置くことになります。
長い年月を経ても、なみはまだ店を出られずにいました。
そんな中で、なみに身請け話が持ち上がります。
申し出たのは福間という男性でした。
身請けを受け入れれば、なみは天国長屋を出ることができます。
この身請け話は、なみにとって大きな転機となるかもしれません。
なみがどのような選択をするのか、今後の展開に注目が集まります。

Q&A
まとめ
『ばけばけ』の身請けは、女性が店との契約を解き、外の世界で暮らすための制度です。
身請けには多額の費用が必要で、できたのは一部の富裕層に限られました。
身請け後の女性の暮らしは、人によって異なりました。
家庭に入る人、自立する人、不安定になる人に分かれることが多かったです。
『ばけばけ』で、なみは家族の借金を返すために、望まない形で天国長屋に入りました。
第18週時点で、なみは10年以上も店を出られずにいます。
そこに福間から身請けの申し出があり、なみに大きな転機が訪れました。
身請けを受け入れれば、なみは天国長屋を出ることができます。
なみがどんな選択をするのか、今後の展開に注目が集まります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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