【あんぱん】バイキンマンは誰のモデル?誕生の背景を解説

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『あんぱん』127話で、バイキンマンが誕生しました。

これまでの『あんぱん』には、キャラクターを重ねた人物が登場しました。

たとえば、のぶはドキンちゃん、蘭子はロールパンナです。

では、バイキンマンのモデルは誰なのか。

そして、どのように生まれたキャラクターなのでしょうか。

今回は、バイキンマンのモデル候補と誕生秘話をわかりやすく紹介します。

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目次

【あんぱん】バイキンマンは誰のモデル?

女性の後ろ姿のシルエット

『あんぱん』でのバイキンマンは登美子がモデルの可能性があります。

公式発表はありません。

ですが、脚本家の中園ミホさんは「人物をキャラクターに重ねて描いている」と明かしています。

具体例として、

  • のぶ=ドキンちゃん
  • 蘭子=ロールパンナちゃん
  • メイコ=メロンパンナちゃん

このように人物とキャラクターが重ねられています。

そのため、バイキンマンにも誰かのモデルがいると考えられます。

その中で、登美子=バイキンマン説が浮上しました。

理由は大きく3つあります。

  • 憎まれキャラクター
  • 千尋との関係性
  • 着物の色

憎まれキャラクター

『あんぱん』で、登美子は憎まれ役のような存在でした。

幼いたかしを置いて再婚し、厳しい言葉を浴びせる姿も。

そのため、周囲や視聴者に『冷たい母』と映りました。

ですが物語が進むと、本当の姿が明らかになります。

たかしの出征前には、冷たい言葉を投げかけました。

しかし当日、登美子は高知へ駆けつけます。

登美子

逃げ回っていいから、ひきょうだと思われてもいい。
何をしてもいいから・・・生きて、生きて帰ってきなさい。

この言葉から、心の奥で息子を強く愛していたことが伝わります。

その後も、登美子は時に冷たい態度を見せます。

けれども本心では、常に息子の幸せを願う母親でした。

愛すべき悪役キャラクター

アンパンマンのバイキンマンもまた、悪役でありながら憎めない存在です。

登美子も言動で周囲に嫌われる一方で、本当は優しさを秘めています。

さらに、バイキンマンを一番理解し、愛しているのは生みの親のやなせたかしさん。

『あんぱん』の中で、登美子もまた、息子のたかしから深く理解される存在でした。

たかしが出征する時の登美子のシーンは、胸が熱くなりました。
必死に思いを伝える姿に、母親としての本当の愛情を初めて感じて号泣しました。

千尋との関係性

千尋と登美子の対立は、アンパンマンとバイキンマンの関係を象徴しています。

千尋はアンパンマンのモデル。

そして千尋が唯一怒りを示した相手が、登美子でした。

登美子の言動を理解できず、千尋は怒りを抱きます。

そのことで、たかしと衝突する場面も描かれました。

出征前、千尋はこう語りました。

千尋

それから、わしを産んでくれた、あの母さんを守るため。

心の底では、千尋も登美子と和解したかったのかもしれません。

しかし、ドラマで二人が和解する姿はなく、千尋は亡くなってしまいます。

アンパンマンにとっての敵はバイキンマン。

唯一対立した千尋の相手が登美子だった点からも、登美子=バイキンマン説が浮上します。

着物の色

登美子の着物の色はバイキンマンを意識している可能性が高いです。

ドラマの中で、登美子は紫や紺色の着物をよく着ていました。

特に序盤では、その色を選ぶ場面が多く描かれています。

幼少期のたかしが登美子の再婚先を尋ねたシーンでも、登美子は紫や黒の着物姿でした。

この色味は、まさにバイキンマンを連想させます。

『あんぱん』では、登場人物がモデルキャラクターの色をまとう演出がよく見られます。

  • のぶ=ドキンちゃん(オレンジ)
  • 蘭子=ロールパンナ(青)
  • メイコ=メロンパン(緑)

同じ流れから考えると、登美子の着物もバイキンマンの色と重なります。

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【あんぱん】バイキンマン誕生の背景を解説

パン作り

バイキンマンはミュージカル『怪傑アンパンマン』で誕生したキャラクターです。

もともと、漫画版にはバイキンマンは存在しませんでした。

やなせたかしさんは物語を広げる中で、「敵役が必要だ」と感じました。

敵を人間にはせず、食べ物のヒーローにふさわしい存在を探します。

そこで選ばれたのが『ばい菌』です。

しかし、菌は小さすぎて見えません。

そのため、ハエのような外見にして、さらに愛嬌を持たせました。

やなせたかしさんは、バイキンマンを絶対的な悪者にはしませんでした。

パン作りには酵母(菌)が必要だからです。

菌は悪だけではない』と考えたのです。

さらに、個性を強めるために生まれたのが「ハヒフヘホー」という名台詞。

ミュージカルでいくつも試した結果、一番ウケたのがこのフレーズでした。

もし『怪傑アンパンマン』が舞台化されていなければ、バイキンマンは生まれていなかったかもしれませんね。
バイキンマンが憎めない悪役なのも、こんな背景があったからかもしれません。
だからこそ、今も多くの人に愛され続けているのでしょう。
個人的にもバイキンマンは大好きなキャラクターです!

Q&A

『あんぱん』でのバイキンマンは誰のモデルですか?

公式には発表されていません。

しかし、ドラマの流れから登美子がモデルになった可能性が高いと考えられます。

バイキンマンには史実のモデルとなる人物がいるのですか?

実際の史実にはモデルはいません。

バイキンマンは、やなせたかしさんの創作によって生まれたオリジナルのキャラクターです。

バイキンマンはどのように誕生したのですか?

漫画には最初いませんでした。

ミュージカル『怪傑アンパンマン』で物語を盛り上げるために敵役が必要に。

そこでバイキンマンが誕生しました。

なぜバイキンマンは憎めない悪役として描かれているのですか?

やなせたかしさんが「菌は完全な悪ではない」と考えていたからです。

パン作りに欠かせない酵母も菌であり、バイキンマンも単なる悪者にはしませんでした。

バイキンマンの「ハヒフヘホー」はどうやって生まれたのですか?

個性を強めるために決め台詞を考えました。

一番観客にウケたのが「ハヒフヘホー」で、定番の決め台詞になりました。

まとめ

『あんぱん』で、バイキンマンは登美子のモデルである可能性が高いと考えられます。

公式からは、情報は公開されていません。

しかし、憎まれ役でありながら、心の奥では息子を思う姿。

千尋との対立関係、そして紫や紺の着物。

いずれもバイキンマンの『憎めない悪役』と重なります。

一方で、史実のバイキンマンには実在のモデルはいません。

誕生のきっかけは、ミュージカル『怪傑アンパンマン』でした。

やなせたかしさんが「アンパンマンに敵役が必要」と考えます。

そこで、ばい菌をモチーフに創作したのです。

しかも、やなせたかしさんは「菌=完全な悪ではない」と捉えていました。

パン作りに欠かせない酵母も菌であることから、バイキンマンも単なる悪者にはしませんでした。

その結果、バイキンマンは悪役でありながら多くの人に愛されるキャラクターとなったのです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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