とと姉ちゃん69話あらすじ！常子と花山の対決

『とと姉ちゃん』69話(2025年8月12日再放送)は、常子が挿絵を巡って花山と対決します。

強い言葉で迫る花山に負けず、常子は編集者としての覚悟を見せます。

そんな中、滝子たちの仕事にも動きが出てきます。

今回は『とと姉ちゃん』69話のあらすじをまとめてご紹介します。

前回68話のあらすじはこちら。

とと姉ちゃん69話あらすじ

『とと姉ちゃん』69話(2025年8月12日)が、再放送されました。

常子は挿絵を描いてもらうために、気難しい花山とある賭けをします。

常子と花山との対決

花山の強い言葉に、常子は思わず「そんな言い方は失礼です」と返します。

花山はすぐに常子が甲東出版の人間だと見抜き、カットはまだだと言いました。

さらに「これ以上いるなら憲兵を呼ぶ」とまで言い放つ花山。

その迫力に、常子はいったん帰ろうとします。

帰れと言われても説得してこそ、編集者というものだと言います。

帰らないと言えば描いてくれるのかと尋ねる常子。

しかし、花山は「描かない」と即答します。

「才能があれば描く気にもなったが、失せた」と続けます。

押し問答の末、常子はいったん出口へ向かいます。

しかし途中で立ち止まりました。

賭けの内容は、1時間以内に花山がカットを描くかどうか。

常子は『描かない』に賭けます。

どちらを選んでも、花山が描くしかない状況です

花山は観念し、静かにペンを走らせます。

描き上がった絵に、常子は感動しました。

常子は笑顔で礼を述べ、その場を去ろうとします。

しかしヒールが折れ、常子は靴を脱いで裸足で歩きます。

その背を見送りながら、花山はふっと笑みをこぼしました。

清の報告

出版社に戻ると、谷は常子を褒めました。

花山から挿絵を受け取るのは簡単ではなく、社員たちは取りに行くのを嫌がるのだそうです。

花山は、言葉と絵の両方に秀でた才能を持ち、内務省にも選ばれた人物でした。

常子が帰宅すると、滝子が先日訪れた男性客に材木を見せていました。

「低予算で大丈夫なのか」と男性は滝子に尋ねました。

滝子は「家は人が暮らす大切な場所だから手は抜けない」と答えます。

青柳は、儲けより信用を大切にし、看板を守ってきたと胸を張りました。

夕食時、滝子は「仕事をしている方が調子が良い」と笑いました。

体調を心配していた美子は安堵します。

滝子はみんなで行こうと言い、美子はその時までに浴衣を仕立てると宣言します。

そこへ清が慌てて帰宅。

「大変です！」と慌てる姿に、全員静まります。

すると、それは銭形平次の真似であったことが判明。

冗談だとわかり、皆が呆れて席を立とうとしました。

すると、清が話を切り出しました。

巣鴨に建設される工場宿舎の木材を青柳に任せたいという依頼があったのです。

滝子は喜び、清も『昔の青柳商店に戻れる』と笑顔を見せました。

雑誌の発売日

いよいよ、雑誌の発売日になりました。

五反田は、常子に「自分の提案が目玉企画になった気分はどうか」と尋ねます。

常子は、朝からずっと緊張していることを伝えました。

五反田は「大丈夫、きっと読者に喜んでもらえるよ」と笑顔で励まします。

そんな晴れやかな日にもかかわらず、谷がなかなか戻ってきません。

そこへ、同僚が慌てた様子で駆け込んできました。

常子は、また清のように銭形平次の真似で驚かせるのかと思いました。

しかし、同僚の口から出た言葉は意外なものでした。

次回70話のあらすじはこちら。

とと姉ちゃん69話感想

花山と常子のやり取り、とても面白かったですね。

『編集者はどんな手を使ってでも描かせるべき』という花山の言葉。

常子はまさに、その通りの行動を見せてくれました。

結果、花山も一枚上手を取られたような表情。

そして、美しい挿絵を手に入れることができました。

しかしその後、谷が警察に捕まってしまうという事態に。

雑誌の発売は無事にできるのか、不安な展開になってきましたね。

一方で、青柳商店には久しぶりの大口注文が入りました。

滝子の体調も良さそうで、家族も安心している様子。

ですが、この仕事が後に揉め事のきっかけとなってしまうようです。

続きが気になる展開が続きます。