『あんぱん』第8週から登場した次郞。
のぶの夫となる重要な人物ですが、次郞は一体何歳なのでしょうか。
また、のぶとの年齢差についても気になるところです。
今回は、次郞の年齢やのぶとの年の差、そしてモデルとの違いについてもご紹介します。
【あんぱん】次郞の年齢は何歳?

『あんぱん』に登場する次郞は、何歳の設定なのでしょうか。
第8週登場時点で、次郞の年齢は30歳と明言されています。
これは、お見合いの席で、本人の口から語られた年齢です。
この時期の物語の舞台は、1939年。
したがって、次郞は1909年生まれである可能性が高いと考えられます。
物語の中で次郞は年齢を重ねていき、最終的には37歳で亡くなりました。
以下に、年齢とその時の出来事をまとめました。
時系列まとめ
放送週 | 次郞の年齢 | 出来事 |
---|---|---|
第8週 | 30歳 | のぶとお見合い |
第9週 | 31歳 | のぶと結婚 |
第10週 | 32歳 | 物資を運ぶ航海へ出発 |
第11週 | 33歳 | 航海続行中 |
第12週 | 36歳 | 病気で海軍病院に入院 |
第13週 | 37歳 | 病死 |
第8週~第9週(30~31歳)
第8週では、次郞が30歳の時にのぶとお見合いをします。
当初、次郞自身には結婚に対する積極的な気持ちはありませんでした。
また、それはのぶも同様でした。
しかし、次郞はのぶと出会ったことで、心に変化が訪れます。
のぶに惹かれ、次第に一緒にいたいと感じるようになりました。
次郞はのぶに求婚することを決意します。
一度は断られるものの、次郞の真剣な想いが伝わり、最終的にのぶからプロポーズ。
第9週でふたりは結婚し、高知市内に新居を構えて新しい生活をスタートさせました。
第10週~第11週(32~33歳)
第10週になると、次郞の年齢は32歳に。
次郞の乗る船は元々、商業目的の貿易船として運行されていました。
ところが、戦況の悪化により船は軍用輸送船へと改修されることに。
そのため、次郞は兵士や軍事物資を運ぶという危険な任務に就くこととなります。
航海に出る朝、のぶは不安な気持ちを抱えつつも、送り出します。
次郞は、大切なカメラをのぶに託して航海へと出ました。
第12週~第13週(36~37歳)
物語は一気に3年の月日が流れます。
次郞は36歳となり、戦地から戻ってきました。
というのも、体調を崩して呉の海軍病院に入院することになったのです。
病状は一進一退を繰り返し、次郞はやせ細っていきました。
のぶがお見舞いに行った数日後、次郞の容体が急変。
のぶと母親に見守られながら、次郞は静かに息を引き取ります。
37歳の若さで次郞は帰らぬ人となりました。
モデルとの違い
次郞のモデルとされるのは、小松総一郎(こまつそういちろう)さん。
のぶのモデル『小松暢さん』の実在の夫にあたる人物です。
小松総一郎さんは、1912年生まれとされています。
『あんぱん』で描かれた次郞の設定とは、3~4歳の差があることがわかりました。
つまり、ドラマでは実在の人物よりも少し年上に設定されているようです。
小松総一郎さんについては、以下の記事でも詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

【あんぱん】次郞とのぶの年の差について調査

次郞とのぶの年齢差は、実際どのくらいあるのでしょうか。
ドラマの設定によると、ふたりの年齢差はおよそ10歳であることがわかりました。
ドラマの設定によると、のぶは1919年生まれ。
次郞は1909年生まれの可能性が高いため、ふたりの年齢差はおよそ10歳となります。
作中では、のぶが20歳、次郞が30歳のタイミングでお見合いが行われました。
当時としては、決して珍しい年齢差ではありませんでした。
史実では6歳差だった
史実では、のぶのモデル『小松暢さん』が21歳。
小松総一郎さんが27歳の時に結婚しています。
つまり、ふたりの年齢差は6歳差だったことになります。
結婚後、まもなく小松総一郎さんは出征。
そして、終戦直後に病気で亡くなっています。
ふたりが一緒に過ごせた時間は短かったと考えられます。
『あんぱん』に描かれるのぶと次郞の関係も、そんな実話から着想を得ているのかもしれません。
昭和初期の結婚年齢事情
昭和初期の日本では、男性は20代後半、女性は20代前半に結婚するのが一般的でした。
また、男性が女性よりも4歳以上年上というケースも多かったそう。
そのため、年の差がある夫婦は珍しくなかったと考えられます。
『あんぱん』で描かれる、次郞とのぶの年齢差も、時代背景を踏まえるとごく自然な設定です。
作中でも、ふたりの年齢差を問題視する人物はいません。
周囲からもふたりは温かく見守られていました。
ちなみに、のぶ役の今田美桜さんと、次郞役の中島歩さんの実際の年齢差は9歳差。
キャストの年齢差も、役柄の設定とほぼ同じであることがわかります。
まとめ
- 第8週時点で、次郞の年齢は30歳
- のぶとの年齢差は10歳差
- ドラマと史実では年齢差が異なっている
『あんぱん』に登場する次郞は、のぶとお見合いをした時点で30歳でした。
その後、のぶと結婚した次郞は、戦況の悪化で危険な航海へ。
最終的には、37歳で病気により亡くなってしまいます。
そんな、次郞とのぶの年齢差はおよそ10歳。
昭和初期の時代設定を考えると、ごく自然な年の差だったと考えられます。
実在モデル『小松総一郎さん』と次郞では、年齢が異なることがわかりました。
小松総一郎さんは1912年生まれで、次郞は1909年生まれ。
ふたりは3歳年齢差があります。
また、のぶのモデル『小松暢さん』と小松総一郎さんとは、6歳差でした。
ドラマでは10歳差なので、史実とは少し異なる設定になっていることがわかります。
史実とは異なる点があるものの、戦時中の結婚や別れ。
そして、限られた時間の中で育まれる絆が丁寧に描かれていました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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