2025年4月28日(月)~5月2日(金)放送、あんぱん5週。
昭和11年、のぶは女子師範学校に入学しました。
想像以上の厳しさに、のぶは自信をなくしてしまいます。
一方、自分の本当の夢を千尋に伝える嵩。
偶然、嵩の本音を聞いた寛は・・・。
あんぱん5週のネタバレを吹き出しでまとめました。
あんぱんネタバレ5週吹き出し

あんぱんの5週が、2025年4月28日(月)~5月2日(金)に放送。
女子師範学校に入学し、その厳しさに、自信を失っていくのぶ。
嵩は本当の夢を叶えるため、二度目の受験に挑戦します。
そして、蘭子には縁談話が舞い込み・・・。
あんぱん5週のネタバレを吹き出しでまとめました。
のぶが女子師範学校に入学
昭和11年4月、のぶは女子師範学校に入学しました。
家を離れ、二年間の寮生活が始まります。

朝田のぶ、えい先生になれるよう、一生懸命頑張って来ます!
家族に別れを告げて、駅に向かうのぶ。
そんなのぶの姿を、嵩は商店街の柱からそっと見送っていました。



・・・さよなら、頑張って。
女子師範学校
厳格な空気に圧倒されていると、担任の『黒井雪子』がやってきました。
黒井先生の登場で、教室はさらに緊張感が増します。
日本人の鏡たるべき女性教師になる覚悟ができているか。
黒井先生の問いかけに、全員が「はい!」と答えます。
すると、黒井先生の鋭い視線がのぶをとらえました。



あなたの覚悟を言ってみなさい。



私は家族みんなの支えがあって、ここに来ました。それに答えるために努力は惜しまんつもりです。
黒井先生は、家族のためと答えるのぶに『愚かしい』と告げます。



皆さんの学費は官費です。御国のために尽くす覚悟のない者は去りなさい!
黒井先生に一喝され、すっかり自信を失っていくのぶ。
寮の部屋に戻り、うさ子と深いため息をつきます。
女子師範学校の一日は、想像以上の厳しさでした。
【女子師範学校の一日】
時間 | やること |
---|---|
6:30 | 起床・先輩の世話 |
7:00 | 朝食 |
8:30 | 登校・授業 |
18:00 | 夕食 |
19:00~21:00 | 自習 |
21:30 | 就寝 |
校則に加えて、上下関係から生まれる寮内のルールも数多くありました。
夜中、先輩がトイレに行く時も洗面器に水を入れて待たなくてはいけません。
その度に起されるので、のぶは寝不足気味に。
嵩の覚悟
浪人生になった嵩は、ずっと心がモヤモヤしていました。
どうしても、自分が医者になることが想像できなかったのです。
そんな時、千尋が部屋にやってきました。



兄貴は医者になりとうないがやろ?違う何かを探しゆうがやろ?
千尋の言葉を聞き、嵩はようやく胸の内を話すことができました。



本当は、絵を描きたいんだ・・・絵を描いて生きていきたい!
嵩の本音を千尋はまっすぐな眼差しで受け止めます。
そして、嵩の本音を寛と千代子も聞いていました。
嵩の想像通り、千代子は反対します。
謝る嵩に寛は『人生を賭ける覚悟はできているのか』と聞きました。



はい、何のために生まれて、何をして生きるのか分からないまま終わる・・・それだけは嫌なんです。



よし、嵩は美術系の学校に進め。おまんが決めた道やきねや。おまんが責任持て。
嵩は、心の中にかかっていた靄が晴れた気分でした。
朝田家
蘭子が店番をしていると、岩男がやってきました。
釣りはいらないとキザな台詞を言い、帰っていく岩男。
実は、最近よく岩男はパンを買いに来ていたのです。
羽多子は、蘭子に気になっていることを聞き出しました。
本当は蘭子も上の学校に行きたかったのではないかと思っていたのです。



蘭子も我慢せんと、行きたい所へ行って、したいことしてえいがで。
この家がいいと答える蘭子。



お姉ちゃんの志は先生になること。うちの志は、この家でみんなあの役に立てること。それやったら、行かん?
羽多子は蘭子の想いを受け入れました。
蘭子の縁談
入学から一月が経った、5月。
のぶは久しぶりに実家に帰ってきました。
あんぱんを食べ、ホッとしたのぶの目からはポロポロと涙がこぼれます。



うち、この家に生まれてよかった。この家族でよかった。
のぶが泣き笑いしていると、嵩が尋ねてきました。



実は美術系の学校を受験することにしたんだ、のぶちゃん・・・僕は絵を描いて生きていく。
嵩の言葉に驚く朝田家でしたが、のぶだけは違いました。
のぶは分かっていたと答えます。



嵩は絵を描くために生まれてきた人やき!
のぶの言葉を聞き、嵩は勇気が湧いてきました。
そして、のぶも嵩の決意を聞き、自分のことのように嬉しい気持ちに。
数日後
帰省を終え、のぶは厳しい日常が戻って来ました。
薙刀の授業で、遅れをとったうさ子は、黒井先生に叱咤されます。
涙を流すうさ子を見て、のぶは黒田先生に歯向かいました。
薙刀を持ち、黒田先生と向き合いますが、逆に攻撃を食らったのぶ。



朝田のぶ、あなたは実に弱い。
のぶは、悔しさでいっぱいに。
そして、強くなろうとうさ子と誓い合います。
朝田家
羽織袴を着た岩男が朝田家にやってきました。



わしは本気です、蘭子さんを嫁にください。
突然の言葉に蘭子を含め、全員が驚きます。
岩男は、パン食い競争の時に蘭子に一目惚れしたと言いました。
釜次が一喝しますが、岩男は全く動じません。
何を言っても自信ありげに言葉を返す岩男。
そんな岩男達を横目に、蘭子は無表情で職場へ向かいました。
夕方、帰宅した蘭子は豪のもとへ行きます。



豪ちゃん、うちの縁談どう思う?



お金持ちやし、えい話やと思います。
傷付いた蘭子は、それを悟られまいと静かにその場を去ります。
そして、豪もまた一人何かを考えていました。
その晩、蘭子は羽多子に縁談を受けると伝えました。
引き留める羽多子ですが、蘭子はもう決めたことだと言いました。
蘭子の本音
数日後、蘭子の縁談話を聞き、のぶは急遽家に帰ってきました。
蘭子を探すのぶに、メイコは岩尾に返事をしに行ったと答えます。
急いで飛び出すのぶを追いかけるメイコ。
喫茶店に行くと、そこには岩男と蘭子の姿がありました。



蘭子!早まったらいかん!
蘭子に幸せになって欲しいと、のぶは必死に説得します。
そこへ、メイコもやってきました。
そして、パン食い競争でズルをした岩男に蘭子が放った言葉を伝えます。
呆然とする岩男を置いて、のぶとメイコは蘭子の手を引き連れ帰りました。
その夜、のぶは蘭子の隣に座り謝りました。



うちがちゃんと長女らしゅう、みんなのそばにおったら、蘭子にそんな思いさせんかった。
蘭子は自分はのぶが思うような良い子ではないと言います。



好きな人がおって、その人はうちのことらあ、なんちゃあ思うちゃあせんって分かったがやき。
誰にと継いでも同じだと、強がって笑おうとした蘭子。
そんな蘭子をのぶは静かに抱きしめました。
二度目の受験
年が明け、嵩の二度目の受験日が迫っていました。
嵩が受ける学校は、京都高等工芸学校。
そして、東京高等芸術学校の二校。
京都高等工芸学校には、落ちてしまった嵩。
そして、今日は二校目『東京高等芸術学校』の受験日。
学校には、全国から受験生が集まっています。
嵩の受ける学科に合格できるのは、僅か20名。
倍率も高く、狭き門でした。
試験を受ける前から落ちたような気分になっていた嵩。
すると、斜め前に座る受験生が話し掛けてきました。



あんた、京都にもおったろうもん?
親しげに話を掛けてきた健太郎と話が弾みます。
そして、ついに試験が始まりました。
合格発表
学会終わりに東京まで来ていた寛。
嵩は寛と一緒に合格発表を見に行くことに。
道中、健太郎と会いましたが、どうやら落ちてしまった様子。
嵩はかける言葉が見つかりませんでした。
そして、嵩も自分の番号を捜しに掲示板へ向かいます。
なんと、嵩は合格。
嵩が自分の番号を見つけた時、先に寛が喜びました。
数学が苦手な嵩に、公式を丸暗記するよう助言していた寛。
なんと、試験で公式を使った問題がでたのです。
嵩は寛のおかげだと伝えました。



頑張ったがは、嵩や。嵩、おまんが頑張ったがじゃ!
喜びと安堵でなく嵩を、寛は思いきり抱きしめました。
そして、そんな二人を登美子は遠くから見つめます。
嵩が合格したことを知り「おめでとう」 と呟き、立ち去る登美子。
銀座
高知へ帰る前、嵩にはどうしても行きたい場所がありました。
それは、銀座のパン屋さん。
そこは、父と母そして千尋との想い出の場所でした。



みんな笑ってて、いつまでも消えない幸せの記憶です。
寛は、嵩の父『清』が生きていたら、合格を喜んだだろうと言います。



何のために生まれて、何のために生きるか?わしは思うがよ。それは人を喜ばせるためや。
嵩の嬉しそうな顔を見て、自分も凄く嬉しかったと伝える寛。



人生は喜ばせっこや。
高知県
帰省するために、汽車に乗っていたのぶ。
駅に出ると、屋村が立っていました。
すると、そこに寛と嵩もやってきます。
嵩がのぶに合格を伝えようとすると、先に屋村にバラされてしまいました。
ガッカリした嵩ですが、のぶの目は輝きに満ちていました。



よかったね、おめでとう!
寛は東京土産をのぶに渡しました。
お土産の中身は、銀座のパン屋さんのあんぱん。
屋村も嵩に合格祝いを渡します。
合格祝いは『祝』の文字がついた特大あんぱんでした。



あんぱんとあんぱんの物々交換になっちゃったじゃねえか!
屋村の言葉に、全員が声を上げて笑いました。
【第4週】・【第6週】
あんぱん5週感想


あんぱん5週の感想は、放送終了後追記させていただきます。
女子師範学校
女子師範学校に入学したのぶですが、そこは想像以上に厳しい場所だった様子。
今週から『黒井雪子』というキャラクターが登場しました。
厳しくのぶ達を指導する熱血先生という印象です。
ある意味、この時代を表現するようなキャラクターかもしれません。
嵩の進路
ついに、今週嵩の進路が決まりました。
医者になった自分をどうしても想像できなかった嵩。
『絵を描いて生きていきたい』。
嵩は、自分の本当の夢に気付いていました。
そんな嵩の夢を、寛は全力で応援してくれます。
当時も絵で食べて行くのは難しかった時代。
寛は、嵩が好きな絵で仕事ができるように『図案』という道を教えます。
その先のことまで考えて応援してくれる寛。
そして、いつも絶対的に味方になってくれる千尋。
嵩の周りは、いい人ばかりですね。
蘭子の縁談
突然、浮上した蘭子の縁談。
どうやら、岩男が蘭子に一目惚れしてしまったそう。
蘭子の好きな相手は、豪です。
豪に脈がないと思った蘭子は、縁談を受け入れることを決意。
しかし、岩男に返事をする時、のぶ達に連れ戻されます。
これまで、豪の気持ちがずっと分かりませんでした。
しかし、豪の様子を見ていると、豪も蘭子が気になっているようですね。
蘭子と豪の恋路、どう決着がつくのでしょうか。
のぶと嵩の今後
東京の学校に合格した嵩。
嵩も春から、御免与町から離れることになりました。
のぶと嵩、それぞれ新たな道へ。
二人はそれぞれの地でどんなことを学ぶのでしょう。
ここで、一つ気になるのが『時代背景』です。
第6週の時代は、昭和12年。
少しずつですが、戦争が近付いてきました。
どうか、みんな何事もないと良いのですが・・・。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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